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双子育児ノウハウ

双子育児「家族関係」問題——上の子との両立とママ復職後の夕方をどう乗り越えたか【SNS悩みに答える#3】

双子が生まれてから、家族の中で変わったことがたくさんあります。

なかでも「上の子との関わり」と「ママが復職してからの夕方」は、我が家でも何度も壁にぶつかってきた部分です。

この記事では、SNSでよく見る悩み#3として、家族関係にまつわる2つの悩みを掘り下げて、我が家がどう向き合ってきたかを書きます。


双子が生まれると、家族の「バランス」が変わる

双子が生まれると、家族全員の生活が変わります。

親の時間と手が2人の赤ちゃんに向かう分、それまで当たり前にできていたことが難しくなります。上の子への関わり、夫婦で話す時間、夕飯をゆっくり食べること。どれも、以前と同じようにはいきません。

「しんどい」と感じるのは、何かを間違えているからではなく、単純にバランスが変わったからです。その前提を持っておくだけで、「自分たちがうまくできていない」という感覚が少し和らぐと思っています。


悩み① 上の子との両立が難しい

双子が来てから、長男に変化が出た

我が家の長男は、双子が生まれたとき3歳でした。

双子が生まれる前は、家の中で長男が中心でしたし、パパもママも、長男と向き合う時間がたっぷりありました。それが双子の誕生で一変します。

授乳、オムツ、抱っこ、寝かしつけ。親の手と目は、常に双子に向いています。

長男から見れば、急に2人の赤ちゃんが現れて、パパもママも取られてしまった。そう感じていたとしても不思議ではありません。

実際、長男に変化が出ました。「見て」「こっち来て」「一緒に遊ぼう」が増えました。甘えたい素振りも明らかに増えました。弟・妹が泣いているタイミングで「抱っこして」と来ることも、正直ありました。

責めることはできません。それが長男の気持ちの表れだと分かっているからです。

完璧にはできない。それでも「置き去りにしない」を意識した

双子がいる状態で、長男に以前と同じ時間と関わりを提供することは無理です。最初からそれは諦めました。

ただ、「置き去りにしない」ことは意識してきました。

短い時間でも、長男だけを見る時間を作るようにしました。双子が昼寝しているタイミングに一緒にプラレールを組む。夕飯後の少しの時間に、長男の話を最後まで聞く。寝る前に、長男だけに絵本を読む。

量より、「この時間はあなただけを見ている」という質の話です。5分でも10分でも、長男が「自分のことを見てくれている」と感じられる時間を意識的に作ることが、関係を保ううえで大事だと感じてきました。

気持ちを「受け止めるだけ」でいい場面もある

長男が泣きそうな顔をしているとき、「嫌だったね」「悔しかったね」と気持ちを言葉にするだけで、落ち着くことがあります。

解決策を出そうとしなくていい。何かしてあげようとしなくていい。「気持ちを受け止めてもらえた」という事実が、子どもにとっては十分なこともあります。

双子に手がかかっていて何もできない場面でも、「そっか、嫌だったね」の一言は言えます。その一言が、長男との関係をつなぎ止めてくれていると感じる場面が何度もありました。

長男自身が変わってきた

双子が1歳を過ぎたあたりから、長男に変化が出てきました。

双子の世話を手伝おうとするようになりました。オムツを取ってきてくれる。転びそうになっていたら「あぶない」と声をかけてくれる。弟・妹を自分より幼い存在として認識して、お兄ちゃんとしての動きが出てきたのです。

最初の数ヶ月は正直、長男への対応が後手になることが多かったです。それでも、親が「置き去りにしない」を意識し続けたことが、少しずつ積み重なっていたのかもしれない、と今は思っています。


悩み② ママ復職後、夕方が一気にしんどくなった

復職前後で、夕方の流れが変わった

ママが育休から復職したとき、我が家の夕方以降がほぼ1時間後ろ倒しになりました。

復職前は、夕方にママが家にいる状態でお迎えに行けていました。帰宅後の流れもある程度スムーズに回っていました。

復職後は、ママ自身も仕事を終えてからお迎えに行く流れになります。帰宅時間が遅くなり、そこから双子の離乳食、大人の夕飯準備、お風呂、ミルク、寝かしつけ、長男の相手が始まります。

全部のタスクが後ろ倒しになるので、子どもたちが眠くなるタイミングと、夕飯・お風呂のタイミングがぶつかりやすくなります。

機嫌が良ければ何とか回ります。でも、双子のどちらかが眠い、お腹が空いた、体調が悪い。そのうちのひとつでも崩れると、夕方の流れは止まります。

夕方に「全部終わらせない」を前提にした

復職後しばらくして、我が家で意識するようになったのは「全部終わらせようとしない」という考え方です。

夕飯が簡単なものでいい日を作りました。惣菜、冷凍食品、丼もの。「ちゃんとした夕飯を作らなければいけない」という感覚を手放した日は、夕方が少し楽になりました。

お風呂も、「毎日全員が入らなくてもいい」と決めました。双子のどちらかが体調不良気味な日は、拭き取りで済ませる日もあります。長男が疲れて入りたくないと言う夜は、無理に入れないこともあります。

「今日もなんとか乗り切った」で十分です。全部がきれいに終わる夜より、誰も倒れずに夜が終わることの方が大事だと、復職後の数ヶ月で学びました。

タスクを「前倒し」できるものと「そうでないもの」に分けた

夕方の流れを少しでもスムーズにするために、前倒しできるタスクを意識的に朝や昼のうちに済ませるようにしました。

夕飯の下準備は朝のうちに。翌日の保育園の荷物は前日夜に。洗濯は朝のうちに回しておく。

夕方にやることを減らすために、朝に少し動く。この発想の転換が、復職後の夕方の詰まりを解消するうえで効果的でした。

夕方に集中するタスクは、どうしても避けられないものだけにする。それだけでも、夕方の体感的な重さがかなり変わります。

夫婦の「引き継ぎ」を短くする

復職後に意識するようになったもうひとつのことが、帰宅時の引き継ぎを短くすることです。

どちらが先に帰宅しても、「今日の状況」をすぐに共有できるようにしました。双子の機嫌、体温、食事の進み具合。30秒で共有できる量にしておくだけで、帰宅した方がすぐ動けます。

「報告してから動く」ではなく、「動きながら共有する」に変えるだけで、夕方の流れが止まりにくくなりました。


家族関係の悩みに共通して感じること

上の子との両立も、ママ復職後の夕方も、根っこにあるのは同じことだと思っています。

「以前と同じようにやろうとしない」ということ。

家族の構成が変わり、状況が変われば、やり方も変わって当然です。以前の基準を維持しようとすると、誰かに無理が来ます。

上の子への関わりは「量より質」に切り替える。夕方のタスクは「全部終わらせない」を前提にする。どちらも、基準を変えることで初めて続けられるようになったことです。

変えることは、手を抜くことではありません。続けるための工夫です。


まとめ

  • 上の子との両立は「量より質」。短い時間でも「あなただけを見ている」時間を作ることが大事
  • 気持ちを受け止める一言は、何もできない場面でも言える
  • 長男自身も双子の存在に慣れ、お兄ちゃんとしての動きが出てくるまで時間がかかる
  • ママ復職後の夕方は「全部終わらせない」を前提にする
  • 前倒しできるタスクを朝に動かして、夕方の集中を減らす
  • 夫婦の引き継ぎを短く・すぐ動ける形にしておく

次の記事(#4)では、「メンタル・割り切り編」として、便利グッズや病後児保育への罪悪感と「ちゃんとやろうとすると詰む」問題を深掘りします。


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外部リンク

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