
SNSを見ていると、ときどき「双子育児は、いつが一番大変ですか?」という質問を見かけます。
我が家の答えは、今のところ「基本的にずっと大変」です。
ただし、同じ大変さが延々と続くわけではありません。授乳、おむつ、離乳食、夜泣き、後追い、保育園、体調不良、仕事との両立。双子の成長に合わせて、大変さの種類が次々に入れ替わっていきます。
我が家の男女の双子は、現在1歳2ヶ月。14ヶ月間育てて感じるのは、双子育児とは「ひとつの問題を解決したら終わり」ではなく、慣れた頃に生活ルールが更新される日々だということです。
今回は、「双子育児はいつが大変なのか」「いつ頃から楽になるのか」について、5歳の長男を育てた経験も交えながら考えてみます。
結論:双子育児は、形を変えながらずっと大変

先に結論を言うと、我が家では「この月齢が一番大変」と、ひとつに決めることはできません。
新生児期には、新生児期の大変さがありました。
離乳食が始まれば、離乳食の大変さがありました。
一つひとつの作業だけを見れば、成長とともに終わっていくものもあります。夜中の授乳はなくなりましたし、ミルクも卒業しました。首がすわっていない双子を慎重に抱える時期も終わりました。
ところが、空いたところには次の仕事が入ってきます。
育児のタスク表に空欄ができたと思ったら、誰かがすぐに新しい予定を書き込んでくる。しかも、その「誰か」はだいたい双子です。
以前、双子育児の最初の1年を振り返った記事では、我が家が比較的楽だと感じたのは、夜通し眠る日が増えてから離乳食が本格化するまでの約1ヶ月だったと書きました。
【双子育児1年まとめ】いつ楽になる?キツい時期・楽な時期を正直に振り返る
ただ、同じ生後4〜5ヶ月頃でも、赤ちゃんの睡眠、上の子の有無、パパママの仕事、周囲のサポートによって体感は大きく変わるはずです。
「この月齢まで耐えれば必ず楽になる」とは、なかなか言い切れません。
新生児期から14ヶ月まで、大変さはこう変わった

新生児期は、授乳とおむつ替えの無限ループ
双子が退院してきた頃は、ひたすらミルクとおむつ替えを繰り返していました。
ミルクを作る。飲ませる。げっぷをさせる。おむつを替える。寝かせる。
二人分が終わって時計を見ると、次の授乳時間が近づいていることもあります。
とくに夜は、2〜3時間おきの授乳で親も細切れ睡眠。何をするにも頭がぼんやりしていました。
ただ、この頃は大変ではあるものの、やること自体は比較的はっきりしています。
泣いたら授乳、おむつ、抱っこ、眠気を疑う。もちろん、それでも泣き止まないことはありますが、生活の中心は授乳でした。
慣れてきた頃に、離乳食が始まる
授乳のリズムが整い、少し余裕が出てきた頃に始まったのが離乳食です。
最初は1回食。それが2回食、3回食へと進み、作る量も、食べさせる回数も増えていきました。
双子なので、単純に二人分です。
何を食べさせるか考える。作る。冷ます。二人に食べさせる。こぼしたものを拾う。食器とイスと床を片付ける。そして、次の食事を考える。
離乳食は、食事というより毎日3回開催される小さなイベントでした。
我が家は離乳食が苦手だったので、この時期はかなり負担に感じました。ミルクなら飲ませて一区切りでしたが、離乳食には献立と準備と片付けが付いてきます。
動けるようになると、家事が進まない
寝返り、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ち。
できることが増えるのはうれしい一方で、親の監視範囲はどんどん広がります。
さらに後追いが始まると、少し離れただけで泣く。キッチンに行けば追いかけてくる。洗濯物を持って移動すれば、二人ともついてくる。
一人を抱っこすると、もう一人も「自分も」となることがあります。
赤ちゃんの頃は「動かないけれど、頻繁にお世話が必要」でした。1歳頃になると「お世話も必要だし、自分で動いて危ないこともする」に変わります。
成長して手が離れるというより、手を出す場所が変わった感覚です。
保育園が始まると、朝夕と体調不良が大変
保育園に通い始めると、平日の生活は大きく変わりました。
朝は、双子と長男の朝食、着替え、荷物の確認、出発準備。夕方は、お迎え、夕食、お風呂、片付け、寝かしつけが続きます。
夫婦ともに仕事へ戻った今は、夕方から就寝までが毎日の短距離走です。走り切ったと思ったら、翌朝またスタート地点に立っています。
そして、保育園に入ってからは風邪や発熱も増えました。
体調を崩すと、食欲、睡眠、機嫌がまとめて崩れます。保育園を休む調整、小児科受診、病後児保育や病児保育の手配も必要です。
日中の予定だけではなく、夜泣きまで増えると、翌日の仕事にも響きます。
普段の生活を回せる仕組みを作っても、体調不良になると、その仕組みが一度リセットされる。これも保育園生活が始まってから感じた大変さです。
土日は休みではなく、家族全員がそろう日
平日を乗り切ると土日です。
仕事は休みですが、育児も家事も休みではありません。
双子の食事、おむつ、昼寝、遊び相手をしながら、5歳の長男とも過ごします。長男には長男のやりたいことがあり、「双子がいるから待ってね」ばかりにもしたくありません。
買い物、掃除、洗濯、作り置きも土日に集まりがちです。
家族で過ごせるのはうれしい。それでも、月曜日の朝に「休み、終わるの早かったな」と思う程度には、しっかり忙しいです。
双子育児がしんどいのは、慣れた頃にまた変わるから

14ヶ月間で強く感じたのは、育児そのものだけではなく、「変化に対応し続けること」が大変だということです。
授乳間隔に合わせて生活を作る。
離乳食が始まったら、食事時間を組み直す。
3回食になったら、作り置きの量を増やす。
夜泣きが増えたら、寝室や交代方法を見直す。
保育園が始まったら、朝の出発時間に合わせる。
復職したら、夕食とお風呂を後ろへずらす。
体調不良が続けば、病児・病後児保育も含めて新しい動きを考える。
一度うまく回る方法を見つけても、その方法がずっと使えるとは限りません。
双子が成長するたびに、家庭の運用も小さく作り直す必要があります。対応して、対策して、少し改善する。慣れてきたと思ったら、また次の変化が来る。
スマホならアップデートで便利になることもありますが、育児のアップデートは新機能と一緒に新しい不具合も追加されます。
3歳、4歳になると本当に楽になるのか

「双子も3歳や4歳になると、グッと楽になるよ」という話を聞くことがあります。
我が家の双子はまだ1歳2ヶ月なので、本当のところは分かりません。あと2年、3年この生活が続くのかと考えると、正直ため息が出る日もあります。
ただ、現在5歳の長男を振り返ると、たしかに3歳を過ぎた頃から「育児がずっと大変」という感覚は薄くなっていた気がします。
自分で歩ける。ある程度は自分で食べられる。簡単な着替えや身の回りのことができる。そして、言葉で希望や不満を伝えられる。
親側も「何で泣いているのか分からない」状態が減り、話をして折り合いをつけられる場面が増えました。
もちろん、3歳を過ぎれば何でも素直に聞いてくれるわけではありません。
「イヤ」「今やろうと思ってた」「パパは違う」と、反対意見もかなり明確になります。自我が育ち、言葉が増えた分、交渉は高度になります。
赤ちゃんのお世話から、幼児との話し合いへ。
身体的な負担は減っても、別の苦労は出てきます。それでも、長男の場合は、泣く理由や本人の希望が分かるようになったことで、親の気持ちはかなり楽になりました。
双子も同じようになるかは分かりません。二人同時に別々の主張を始めたら、それはそれで大変そうです。
ただ、今より意思疎通ができるようになれば、生活の大変さは少しずつ変わっていくのだと思います。
「いつ楽になるか」より、今の大変さをどう減らすか

双子育児の真っ最中に、「あと2年頑張れば楽になります」と言われても、2年は長すぎます。
大事なのは、遠い未来の楽な時期だけを待つことではなく、今の生活の中で一つでも負担を減らすことだと思います。
全部手作りにしない。
家事が終わらない日は諦める。
パパとママで担当を入れ替える。
保育園、病児・病後児保育、家電、市販品など、使えるものは使う。
今のやり方が合わなくなったら、「前はできたのに」と悩むより、今の双子に合わせて変えてしまう。
双子育児は、きれいな正解を一度作って終わりではありません。
その時期の家族が倒れずに回る方法を探し続ける。それだけで十分だと思っています。
まとめ:ずっと大変でも、ずっと同じではない

「双子育児は、いつが一番大変ですか?」
14ヶ月育てた現在の我が家の答えは、「基本的にずっと大変」です。
新生児期は授乳とおむつ替え。少し成長すると離乳食。動き始めれば後追いと安全対策。保育園が始まれば送迎と体調不良。夫婦が復職すれば、朝夕は時間との戦いです。
ただし、同じ苦労が永遠に続くわけではありません。
夜間授乳は終わりました。ミルクも卒業しました。長男は5歳になり、自分の希望を言葉で伝え、身の回りのことも少しずつ自分でできるようになりました。
今の双子育児も、きっと数年後には違う大変さへ変わっているはずです。
それまでは、変化するたびに対応して、対策して、改善する。うまくいかなければ、またやり方を変える。
「楽になる日」を待ちながらも、今日の負担を少し減らす。
我が家はそんな感じで、明日も双子と長男との生活を回していこうと思います。
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外部リンク
太陽生命:イヤイヤ期はいつから始まる?イヤイヤ期の子どもとの向き合い方
https://www.taiyo-seimei.co.jp/net_lineup/taiyo-magazine/children/004/index.html
LITALICOジュニア:イヤイヤ期とは?いつからいつまで続く?対応方法も解説します
https://junior.litalico.jp/column/article/057/





