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育休・パパ育児

子どもが生まれても趣味は続けられる?双子パパが半年ゲームを封印した理由

子どもが生まれても、できれば今までの趣味は続けたい。

これからパパになる人なら、そう思うのはごく普通だと思います。私もゲームが好きなので、「育児が始まったら趣味は全部やめるべき」とまでは思いません。

ただ、実際に双子育児を経験してみて感じたのは、趣味を続けられるかどうかは「時間があるか」だけでは決まらないということでした。

家事と育児が回っているか。ママに負担が偏っていないか。夫婦で納得できる落としどころを作れているか。

結局、このあたりが整っていない状態で趣味だけ続けようとすると、家庭内の空気が悪くなってしまうんじゃないかなと思います。

双子が生まれてから半年、私はゲームを1秒もやらなかった

まず我が家の話から。

私はゲームが好きです。

PS5、Nintendo Switch、PCのSteamなどで遊ぶ、いわゆる「しっかりゲームをする」タイプです。

双子が生まれる直前まで遊んでいたのは『モンスターハンターワイルズ』で、プレイ時間を確認したら159時間。

その前にかなり遊んでいた『ELDEN RING』は489時間になっていました。

489時間。

自分で見返してちょっと引きました。

とはいえ、当時も上の子はすでにいました。

長男の育児をしながら、家族が寝たあと、だいたい夜10時くらいから少しずつ遊んで積み上がった時間です。

そんな私でも、2025年5月に双子が生まれてから半年間の育休中は、PS5もSwitchもPCゲームも一度も起動しませんでした。

本当に0秒です。

スマホでスイカゲームのような軽いゲームを寝る前に少し触ることはありましたが、それを全部足しても半年で1時間あるかどうかだと思います。

別に「父親になったんだからゲーム禁止」と決めていたわけではありません。

単純に、そこまでしてやりたいと思わなかったんですよね。

育児中でも「自由時間がまったくない」わけではない

育児が始まると自由時間はゼロになる。

そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。

でも、実際には本当に1分も空かないわけではありません。

新生児期と生後3か月、生後半年、1歳では生活リズムも全然違います。

新生児期は授乳、おむつ替え、寝かしつけをひたすら繰り返しますし、少し大きくなればまとまって寝てくれる時間が増えることもあります。

赤ちゃんが昼寝している時間もあるし、夜に寝たあと少し時間が空く日もあります。

だから「ゲームを30分やろう」と思えば、できる日もあったと思います。

それでも私はやりませんでした。

理由は、細切れのスキマ時間に無理してゲームを始めても、たぶん楽しめないと思ったからです。

ゲームを起動した直後に泣き声が聞こえる。

ボス戦の途中でミルク。

ようやく落ち着いたと思ったら今度は上の子が起きてくる。

もちろんゲームは中断すればいいだけなんですが、そこまでして遊んでも私の場合は気分転換にならない気がしました。

だったら、今はやらなくていいかな。

そんな感じで自然とゲームから離れていました。

「家でできる趣味」と「外に出る趣味」は難易度がかなり違う

趣味と一口に言っても、育児との両立のしやすさはかなり違うと思います。

家でできて、すぐ中断できる趣味は比較的続けやすい

ゲーム、読書、漫画、動画鑑賞など、家の中でできて、いつでも中断できるものは比較的続けやすいです。

赤ちゃんが起きたらやめる。

家事が残っていたら先に済ませる。

30分だけ空いたら少し楽しむ。

そんな使い方ができます。

もちろんゲームでもオンライン対戦など中断しにくいものはありますが、「家を空けなくてもいい」というだけでかなり違います。

数時間家を空ける趣味はハードルが上がる

一方で、外に出ないとできない趣味は一気に難しくなります。

たとえば草野球、ゴルフ、釣り、バイク、ジム通いなど。

移動時間も含めて数時間家を空けることになる趣味は、その時間ずっと残った側が育児を担当することになります。

我が家のママの弟さんは草野球が好きで、子どもが生まれてからもなかなかやめられず、家族から少々ひんしゅくを買っているらしいです。

今回SNSで見かけたのは、これから子どもが生まれるパパが「出産後もジムでトレーニングを続けたい」という話でした。

見た瞬間に思ったのが、

「いつ行くんだろう?」

でした。

朝?

仕事終わり?

休日?

もちろん家庭によっては問題なく続けられると思います。

ただ、仕事から帰ってきて一番忙しい夕方にジムへ行く。休日に数時間トレーニングへ行く。

その間にママが赤ちゃんを見て、授乳して、おむつを替えて、寝かしつけているのであれば、「自分の趣味の時間」だけを切り取って考えるのはちょっと違うんじゃないかなと思います。

趣味を続けるなら、まず夫婦で話せる関係を作る

私が一番大事だと思うのはここです。

趣味を続けること自体が悪いわけではありません。

むしろ息抜きは必要です。

毎日仕事と家事と育児だけでは疲れますし、好きなことをする時間があることで気持ちが切り替わる人もいると思います。

ただし、

「自分はこの趣味を続けたいから、この時間はよろしく」

と一方的に決めるのは違うかなと。

まずは家事と育児をどう分担するのか。

どの時間なら比較的負担が少ないのか。

自分が趣味の時間をもらうなら、ママにも同じように自由時間を作れるのか。

このあたりを話せる関係が大前提だと思います。

そして、一度決めたルールをずっと固定する必要もありません。

赤ちゃんの生活はどんどん変わります。

先月までは夜8時に寝ていたのに、急に寝なくなることもあります。

夜泣きが始まることもあるし、保育園に通い始めれば体調を崩す日も増えます。

「毎週水曜日は絶対ジム」ではなく、その時の家庭の状況に合わせて調整できる余地は必要だと思います。

家事育児より趣味が優先になったら、たぶんうまくいかない

これはかなりシンプルです。

趣味を続けたいなら、先にやることをやる。

私はこれに尽きると思っています。

洗濯物が山になっている。

食器が残っている。

赤ちゃんが泣いている。

ママがずっと抱っこしている。

そんな横で「じゃあゲームしてくるわ」「ジム行ってくるわ」では、そりゃ空気も悪くなります。

「仕事で疲れているから少しくらい息抜きさせてほしい」

この気持ちはものすごく分かります。

私も仕事から帰ったら疲れています。

でも、家で赤ちゃんを見ている側も疲れています。

特に育休中は、「仕事に行っていない=休んでいる」ではありません。

ここを勘違いすると、趣味以前の問題になってしまいます。

逆に、できる家事や育児をやって、家庭の中がちゃんと回っていて、相手にも休める時間があって、

「ちょっとゲームしてきてもいい?」

「どうぞどうぞ」

と言える状態なら、何の問題もないと思うんですよね。

趣味を気持ちよく楽しむためにも、その前に家庭内の空気を良くしておく。

遠回りに見えて、たぶんこれが一番確実です。

我が家では、双子が夜通し寝るようになるまで趣味はほぼ諦めた

我が家の場合は、双子が夜通し寝るようになって、夜泣きもかなり落ち着くまでは、私はほぼ趣味を諦めていました。

「禁止」ではなく「今はいいや」に近いです。

双子が寝たあとにゲームを起動することも理屈の上ではできました。

でも、

今日は夜泣きするかもしれない。

寝たと思ったら30分後に起きるかもしれない。

明日も朝から育児が始まる。

そう考えると、ゲームをするより寝るか、ぼーっとスマホを見るくらいでちょうどよかったんですよね。

趣味は逃げません。

ゲームなら数か月後でも遊べます。

今しかできない育児のほうを優先して、余裕が戻ったらまた趣味に戻ればいい。

私はそのくらいの考え方でいました。

ちなみにママは生後4か月ごろにポケモンをやっていた

ここまで書くと、

「パパだけ我慢していたの?」

と思われるかもしれません。

そんなことはありません。

我が家のママは、双子が生後4か月くらいの頃にポケモンの新作をやっていました。

この頃は双子も少しまとまって寝るようになり、我が家としては比較的余裕が出てきた時期でした。

ママがゲームをしている間、私が双子を見ていればいい。

それだけです。

私はその時間にゲームをしたいと思わなかったし、ママはポケモンをやりたかった。

家庭が回っていて、誰か一人だけが無理をしている状態でなければ、それでいいと思います。

パパだから我慢する。

ママだから我慢する。

ではなく、その時に余裕があるほうが支える。

そして、余裕がないときはお互いに趣味を後回しにする。

育児中の趣味は、そのくらい柔軟なほうが続けやすいんじゃないでしょうか。

まとめ|趣味を続ける方法より、気持ちよく続けられる環境を作る

子どもが生まれたからといって、趣味を全部捨てる必要はないと思います。

ただ、独身時代や夫婦二人だけの頃と同じペースで続けられるとは限りません。

特に新生児期は、赤ちゃんの生活リズムも安定していません。

まず家事と育児を回す。

夫婦で負担が偏らないようにする。

お互いに自由時間を持てるようにする。

そのうえで余裕があれば趣味を楽しむ。

順番としてはこれが一番平和だと思います。

育児中でも趣味を続ける方法を探すことはできます。

でも、趣味の時間を確保することだけを最優先にすると、たぶん楽しくありません。

家庭内の空気が悪い状態でゲームをしても、ジムに行っても、心のどこかで引っかかるはずです。

だったらまず、気持ちよく「行ってきて」「楽しんできて」と言い合える関係を作る。

育児中に趣味を続けるうえで、一番大事なのはそこなんじゃないかなと思います。


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