
双子が同時にギャン泣き。抱っこしても泣き止まない。しかも今はワンオペ。
双子育児をしていると、たまに「これ、どうやって正解に持っていけばいいんだ?」という状況があります。その代表が、二人同時に泣き止まなくなったとき。
我が家の結論から言うと、原因をひとつずつ探して、できることを試す。それでもダメなら、安全だけ確保して一度諦める。
これに尽きます。
もちろん、赤ちゃんの月齢や性格、泣いている理由によって正解は毎回違います。
今回は「こうすれば必ず泣き止む」という話ではなく、2025年5月生まれの男女双子を育ててきた我が家で、パパ目線から実際にどう対応していたかを書いてみます。
双子が同時に泣いたとき、まず違うのは「大人が何人いるか」

双子が二人とも泣いているといっても、
- パパとママがそろっている
- 祖父母など手伝ってくれる人がいる
- 完全なワンオペ
このどれなのかで、難易度はまったく違います。
大人が二人いれば、基本的には一人ずつ担当できます。
もちろんマンツーマンだから簡単、というわけではありません。
抱っこしても何をしても泣き止まないときは普通に大変です。
ただ、
「二人同時に泣いているのに、自分の腕は二本しかない」
という双子ワンオペ特有の詰み方はしません。
我が家でも、パパとママがそろっているときは、それぞれ一人ずつ担当して原因を探していました。
まずは泣いている原因をひとつずつ潰していく

赤ちゃんが泣いていたら、まず確認していたのはかなり普通のことです。
- おむつは汚れていないか
- お腹が空いていないか
- 眠いのに寝られないのではないか
- 暑い、寒いなど不快なことはないか
- 体調が悪そうではないか
我が家では、とりあえず一番手っ取り早く確認できるおむつから。
「あー、ウンチ出てますねー」
で解決すればかなり楽です。
おむつじゃなければ、
「お腹が空いてるのかな?」
と、とりあえずミルクを作ってみる。
でも、いざ飲ませたら全然飲まない。
せっかく作ったミルクがほぼそのまま残って、
「違ったか……。もったいない……ぐぬぬ」
となることも何度もありました。
今となっては笑い話ですが、その瞬間はこっちも必死です。
原因が分からなければ、抱き方や場所を変えてひたすら試す
おむつでもない。
ミルクでもない。
明らかな体調不良でもなさそう。
そうなると、あとは抱っこで落ち着く形を探していました。
縦抱き、横抱き、立って抱っこ、座って抱っこ。
抱っこ紐に入れてみたり、おんぶしてみたり。部屋の中を歩いてみたり、スクワットっぽく軽く上下に動いてみたり。
抱き方を変えてダメなら、部屋を変える。
窓の近くに行ってみる。
外の空気を吸わせてみる。
少し大きくなってからは、首や体をしっかり支えながら高い高いのような遊びをして、気分が切り替わることもありました。
ただ、昨日効いた方法が今日はまったく効かない、というのも赤ちゃんあるある。
結局は「これが正解」という一つの方法を探すより、そのとき落ち着く方法をひたすら試すしかなかったです。
こども家庭庁も、赤ちゃんを泣き止ませる方法について「どの赤ちゃんにも一番良い方法があるわけではなく、それぞれに合った方法を試してほしい」と案内しています。
マンツーマンなら大変でも、まだ根気の勝負にできる

パパとママが一人ずつ担当できるなら、かなり激しく泣かれても、それぞれが試行錯誤できます。
片方をパパが縦抱きしている間に、もう片方はママが抱っこ。
片方が落ち着いたら交代してみる。
どうしてもダメなら、一度担当を入れ替える。
我が家では、抱く人が変わっただけでなぜか泣き止むこともありました。
さっきまでパパの腕の中で大号泣だったのに、ママに渡したら数分で静かになる。
「え、何が違うの?」
となりますが、理由は分かりません。
逆もありました。
マンツーマンで見られる状況なら、こうやって試せる選択肢が多い。
だから大変ではあるものの、最終的には「あとは根気の勝負」というところまでは持っていきやすかったです。
本当に困るのはワンオペで二人ともギャン泣きしたとき

問題はワンオペです。
原因探しをして、おむつも替えた。
ミルクも違った。
眠そうだから寝かせようとしたけどダメ。
そこでようやく抱っこになるわけですが、双子だとここで、
「で、どっちから抱っこする?」
という問題が発生します。
どちらも泣いている。
どちらも抱っこしてほしそう。
でも一人ずつしか対応できない。
我が家では、二人の泣き方を比べて、多少なりとも軽そうなほうから先に落ち着かせることが多かったです。
これが正解かどうかは分かりません。
激しく泣いているほうを先に抱く考え方もあるでしょうし、そのときの状況によっても変わると思います。
ただ我が家では、
「先に落ち着きそうなほうを一人静かにして、それからもう一人」
という順番のほうが動きやすかったです。
二人同時に100点の対応をするのは無理なので、まず一人を落ち着かせて、対応しなければならない人数を減らす。
結果的には、そのやり方が一番現実的でした。
同時対応なら「おんぶ+前抱っこ」が一番やりやすかった

一人を抱っこして、もう一人は寝かせたままお腹をポンポン。
一人を膝に乗せながら、もう一人に手を伸ばす。
いろいろやりましたが、我が家で一番「二人を同時に対応できている感」があったのは、一人を抱っこ紐でおんぶして、もう一人を前から抱っこする形でした。
これなら一応、二人とも大人の体にくっついていられます。
ただし、重い。
そして動きにくい。
当然ですが、おんぶについては使用する抱っこ紐の対象月齢や使用方法を守ることが前提です。
このときばかりは、
「双子用抱っこ紐、買えばよかったかな……」
と本気で思いました。
結局、我が家は普通の抱っこ紐やおんぶで乗り切って、双子用抱っこ紐は買わないまま終わりました。
今振り返ると、必要になる期間が読みにくい育児グッズほど、後から買う踏ん切りがつかないんですよね。
それでも二人とも泣き止まないなら、もう一度「諦める」

抱っこしてもダメ。
おんぶしてもダメ。
歩いてもダメ。
二人とも全力で泣いている。
ここまで来たら、我が家では一度諦めていました。
もちろん、危険な状態のまま放っておくという意味ではありません。
転倒や窒息などの危険がない場所に寝かせて、安全を確認したうえで、いったん抱っこやあやすのをやめる。
こども家庭庁も、いろいろ試しても泣き止まず、保護者がイライラしそうなときには、赤ちゃんを安全な場所に寝かせてその場を離れ、少ししたら戻って様子を確認する方法を案内しています。
同時に、泣き止ませようとして赤ちゃんを激しく揺さぶったり、口をふさいだりしてはいけないと注意喚起しています。
こども家庭庁「赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの理解と対処のために~」
https://www.cfa.go.jp/policies/jidougyakutai/nakiyamanai
1歳未満の赤ちゃんを寝かせる場合は、硬めで平坦な寝具を使い、顔の周りに窒息につながる物を置かず、基本的にあおむけに寝かせることも安全面では大切です。
こども家庭庁「赤ちゃんが安全に眠れるように」
https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/kenkou/sids
我が家でも一度だけ、抱っこもおんぶも何をしても二人とも泣き止まないことがありました。
そのときは、安全を確認しながらしばらく様子を見ました。
それでも泣き止まらず、最終的には一人ずつ順番に別室へ連れていって抱っこし、なんとか落ち着いてくれました。
かなり大変だった記憶がありますが、ここまでひどい「二人同時のギャン泣き」は、我が家では過去に一度だけです。
運が良かったのか、双子の個性なのかは分かりません。
ただ、
「どれだけ頑張っても泣き止まないことはある」
と知っておくだけでも、少し気持ちは違うと思います。
泣いている以上、どうにかしてあげたくなる。
でも、二人同時に泣いているところを大人一人で完璧に泣き止ませるなんて、物理的に難しい場面もあります。
無理なものは無理です。
発熱や嘔吐など、いつもと違う様子があるなら別
一方で、
「どうせいつものギャン泣きだろう」
と決めつけないことも必要です。
発熱や嘔吐などほかの症状がある、呼吸や顔色がおかしい、ぐったりしているなど、いつもの泣き方と明らかに違う場合は、あやし方を試し続ける話とは別になります。
受診するか迷うときは、休日・夜間であれば全国共通の「#8000」で、小児科医師や看護師に子どもの症状を相談できます。
こども家庭庁「もしものために(こども医療電話相談 #8000)」
https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/measures-to-take
我が家では生後半年〜8か月頃までの夕方が特にきつかった

振り返ると、こういう「何をしても泣く」対応をよくしていたのは、生後半年から8か月くらいまでだったように思います。
特に夕方。
いわゆる「黄昏泣き」と呼んでいいのかは分かりませんが、とにかく夕方になると二人とも機嫌が悪く、抱っこしている時間が長かった記憶があります。
その後は、二人同時にどうにもならないほど激しく泣く場面はかなり減りました。
もちろん、これは我が家の場合です。
赤ちゃんによって泣き方も違えば、落ち着く方法も違う。
月齢によっても正解は変わります。
だからこそ、
「この方法なら必ず泣き止む」
というものを探しすぎなくてもいいのかなと思っています。
まとめ|双子が同時に泣いたら、全部を完璧に解決しなくていい

双子が同時にギャン泣きすると、本当に焦ります。
大人が二人いれば一人ずつ対応できますが、ワンオペではそうはいきません。
我が家でやっていたのは、
- まずおむつや空腹など泣いている原因を確認する
- 抱き方や場所を変えて試してみる
- ワンオペなら一人ずつ落ち着かせる
- 必要なら、おんぶ+抱っこで二人同時に対応する
- それでもダメなら、安全を確保して一度諦める
こんな感じでした。
双子育児をしていると、
「二人とも今すぐ泣き止ませなければ」
と思ってしまいます。
でも、大人一人で赤ちゃん二人を相手にしている以上、物理的に無理な瞬間はあります。
できることをやって、危険がないことを確認する。
それでいったん良しとする場面があってもいい。
我が家では、そう割り切るようになってから、二人同時の泣き声に少しだけ冷静に向き合えるようになりました。
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外部リンク
こども家庭庁「赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの理解と対処のために~」
https://www.cfa.go.jp/policies/jidougyakutai/nakiyamanai
こども家庭庁「赤ちゃんが安全に眠れるように」
https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/kenkou/sids
こども家庭庁「もしものために(こども医療電話相談 #8000)」
https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/measures-to-take


