
双子育児の便利グッズは、「必要になったら後から買えばいい」と思いがちです。
でも実際に育児が始まると、多少しんどくても今のやり方で何とか回ってしまい、あとから買う踏ん切りがつかないこともあります。
今回は、我が家が結局買わなかったけれど、「出産前から知っていたら試していたかも」と思う育児グッズを3つ振り返ります。
「必要になったら買う」で本当に買えるのか問題

育児グッズを準備するとき、全部を最初からそろえるのは難しいです。
特に双子の場合、出産前から必要なものが多すぎます。
哺乳瓶、肌着、オムツ、チャイルドシート、ベビーカー、ベビー布団。
ひとつひとつは普通の育児グッズでも、双子になると単純に数が増えます。
しかも我が家は上の子もいるので、家の中のスペースも予算も無限ではありません。
なので、便利そうな育児グッズを見かけても、
「今すぐ必要か分からないし」
「使わなかったらもったいないし」
「困ったら後から買えばいいか」
と考えがちでした。
でも、実際に双子育児が始まってから思ったのは、後から買うのって意外と難しいということです。
毎日がバタバタしている中で、商品を調べて、口コミを見て、夫婦で相談して、買うかどうか決める。
これが思った以上にしんどい。
しかも、その頃にはもう今のやり方で何とか回っていたりします。
しんどい。
でも、完全に詰んでいるわけではない。
だからこそ、買う決め手がない。
この「なんとかなっているけど、ずっと大変」という状態が、育児グッズの買い足しを一番難しくする気がします。
1番試したかったのはハンズフリー授乳クッション

我が家が一番「これは出産前に知っていたら買っていたかも」と思うのが、ハンズフリー授乳クッションです。
赤ちゃんのそばに哺乳瓶を支えるように置いて、ミルクを飲む時間をサポートしてくれるタイプの育児グッズです。
双子育児でミルクを飲ませる時間は、かなりの割合を占めます。
パパとママがそろっていれば、まだ何とかなります。
片方をパパが担当。
もう片方をママが担当。
飲み終わったら、それぞれげっぷ。
大変ではありますが、大人が2人いれば何とか形にはなります。
問題はワンオペのときです。
1人が泣いている。
もう1人も泣いている。
どちらもお腹が空いている。
でも、大人の腕は2本しかありません。
片方を抱っこしてミルクを飲ませている間、もう片方は待ってもらうしかない。
この「待ってもらう時間」が、双子育児ではなかなかつらいです。
親としても焦るし、泣き声が重なると精神的にも削られます。
そんなときに、ミルク時間だけでも少し手が空くなら、かなり助かっただろうなと思います。
知ったのが生後3か月を過ぎてからだった
ただ、我が家がハンズフリー授乳クッションの存在を知ったのは、生後3か月を過ぎたあたりでした。
その頃には、授乳の流れもだいぶ決まっていました。
ミルクの量も増えていて、飲み方にもそれぞれクセが出てきた頃です。
そこで新しいグッズを導入するとなると、
「今さら買う?」
「ちゃんと飲めなかったらどうする?」
「結局そばで見ているなら、普通に持ったほうが早くない?」
という話になります。
そして、結局買いませんでした。
でもこれが、生まれる前だったら話は違ったと思います。
新生児期から生後3か月頃までは、授乳回数が多く、夜間も2〜3時間おきでした。
双子だと、1回の授乳が終わっても、すぐ次の授乳が見えてきます。
あの時期に少しでも手が空く可能性があるなら、試す価値はあったと思います。
まさに「後から買えばいい」と思っていたら、後からは買いにくくなるアイテムでした。
使うなら「目を離さない」が前提
もちろん、ハンズフリー授乳クッションは便利そうな一方で、使い方には注意が必要です。
哺乳瓶を支えてくれるからといって、赤ちゃんを放置していいわけではありません。
ミルクを飲んでいる途中でむせることもあります。
哺乳瓶の角度が合わないこともあります。
飲むスピードが赤ちゃんに合わないこともあります。
なので、我が家で使うなら、家事をするためにその場を離れるというより、双子の同時授乳で大人の手が足りないときの補助として使っていたと思います。
「手を離せる」と「目を離していい」は、まったく別です。
ここは購入前にしっかり考えておきたいポイントです。
2つ目はねんねスワドル

2つ目に気になっていたのが、ねんねスワドルです。
赤ちゃんをやさしく包んで、モロー反射によるビクッとした動きを和らげる目的で使うねんねグッズです。
我が家がスワドルに興味を持った理由は、上の子の新生児期にあります。
上の子は、モロー反射で起きることが何度もありました。
よく寝ていても、突然両手をガバっと広げる。
ビクッ。
泣く。
この流れ、育児経験者なら分かってくれる人も多いと思います。
親の心も一緒にビクッとなります。
「今ので起きるのか……」と、夜中に何度も絶望しました。
なので、スワドルで少しでもモロー反射による起きやすさが減るなら、かなり魅力的に感じました。
双子には結果的になくても大丈夫だった
ただ、双子には結果的になくても大丈夫でした。
もちろん新生児らしいビクッとした動きはありましたが、上の子ほど激しくはありませんでした。
一度寝ると、次の授乳までぐっすり寝てくれることも多かったです。
さらに、出産祝いでスリーパーをもらっていたこともありました。
ママとしては、
「スリーパーがあるし、わざわざスワドルまで買わなくてもいいんじゃない?」
という感じでした。
当時の自分も、まあそうだよなと思っていました。
ただ、今振り返ると、スリーパーとスワドルは役割が少し違います。
スリーパーは寝冷え対策。
スワドルはモロー反射対策。
この違いを出産前にちゃんと分かっていたら、少なくとも候補には入れていたと思います。
双子よりも、むしろ上の子のときに欲しかったかもしれません。
スワドルは合う子には合いそう。でも安全面は慎重に
スワドルは、合う子にはかなり助けになるグッズだと思います。
ただし、安全面は気になります。
サイズが合っていない。
生地が厚すぎて暑くなる。
寝返りの兆候があるのに使い続ける。
首元や腕まわりが適切ではない。
こういった使い方は怖いです。
赤ちゃんの睡眠に関わるグッズなので、「寝てくれるなら何でもいい」とは考えにくいです。
使うなら、対象月齢だけでなく、体重、季節、室温、寝返りの兆候まで見ておきたいところです。
我が家の双子は5月生まれで、新生児期から夏に向かう時期でした。
もし使うなら、暑くなりすぎないかはかなり気にしていたと思います。
便利そうだけど、何となく買うには少し慎重になりたい。
だからこそ、出産前に調べて、使うならどのタイミングか決めておくのがよさそうです。
3つ目は電動バウンサー

3つ目は電動バウンサーです。
これはもう、完全に「一度は試してみたかった」枠です。
双子育児でしんどいことはいろいろありますが、抱っこでゆらゆらする時間はなかなか大変です。
1人を抱っこして揺らす。
やっと寝たと思って置く。
もう1人が泣く。
交代で抱っこする。
さっき寝たほうが起きる。
これを繰り返していると、腕も腰も限界に近づきます。
そこで電動バウンサー。
自動で揺れてくれる。
赤ちゃんが落ち着くかもしれない。
寝かしつけが少しでも楽になるかもしれない。
そう思うと、かなり魅力的でした。
でも高い。大きい。双子だとさらに悩む。
電動バウンサーを買わなかった一番の理由は、値段とサイズです。
高い。
大きい。
そして、置き場所に困る。
1台でもそれなりに存在感があります。
双子だからといって、気軽に2台買えるものでもありません。
1台だけ買ったとしても、どちらに使うのか問題があります。
泣いているほう?
寝そうなほう?
待たせているほう?
考え始めると、意外と悩みます。
我が家は、結果的にRichellのシンプルなバウンサーを1台だけ使いました。
電動ではありませんが、ワンオペ中に一時的に座って待ってもらったり、足で軽く揺らしたりできたので、それなりに活躍してくれました。
「これで十分だった」とも思います。
でも一方で、
「電動だったらもっと楽だったのかな」
という気持ちもあります。
予算に余裕があるなら試す価値はありそう
電動バウンサーは、万人に必要なものではないと思います。
使わなくても育児はできます。
我が家も使わずに何とかなりました。
ただ、「何とかなった」と「楽だった」は別です。
双子相手にずっと抱っこでゆらゆらしているのは、本当にしんどいです。
もしこれで少しでも赤ちゃんが落ち着いてくれるなら、パパママの体力温存にはつながると思います。
予算と置き場所に余裕がある家庭なら、出産前に候補に入れておいてもよかったなと感じます。
ただし、バウンサーは長時間寝かせっぱなしにするものではないと思っています。
一時的にあやす。
親の目が届くところで待ってもらう。
もう1人のお世話をする間だけ使う。
そういう使い方が安心です。
便利グッズは、育児を丸投げするものではなく、親の手を少し助けてくれるもの。
ここは忘れずにいたいところです。
後から買うつもりのものほど、出産前に考えておく

今回の3つは、どれも「絶対に必要だった」とまでは思っていません。
なくても何とかなりました。
ただ、ここが難しいところです。
育児グッズって、なくても何とかなるものが多いんです。
でも、あったらもっと楽だったかもしれない。
この差が、産後の親の負担にじわじわ効いてくる気がします。
特に双子育児は、手が足りない場面が多いです。
ミルクをあげる手が足りない。
寝かしつける腕が足りない。
泣いている子を同時に抱っこできない。
片方のお世話中に、もう片方を安全に待たせたい。
こういう場面を少しでも助けてくれるなら、便利グッズには価値があります。
でも、産後に「やっぱり欲しいかも」と思っても、そのときには買う判断が難しくなります。
今さら買って使える期間はどれくらいか。
本当に効果があるのか。
失敗したらもったいないのではないか。
今のやり方を変えて、逆に大変にならないか。
考えることが多くなります。
だから、予算が許すなら、気になるものは出産前に買っておくのもひとつの手だと思います。
もちろん、全部買う必要はありません。
でも、「これは使う可能性が高そう」と思うものは、産後に悩むより、最初から準備しておいたほうが使いやすいです。
最初から家にあれば、育児の流れに自然に組み込めます。
逆に、後から追加しようとすると、生活リズムができたあとに新しいものを入れることになります。
これが意外と面倒なんですよね。
まとめ:双子育児グッズは「後から買えばいい」が通用しないこともある

我が家が買わなかったけれど試してみたかった育児グッズは、次の3つです。
ハンズフリー授乳クッション。
ねんねスワドル。
電動バウンサー。
どれも、なくても双子育児はできました。
実際、我が家も買わずに何とかなりました。
でも、出産前から知っていて、予算に余裕があったら、試していた可能性は高いです。
特にハンズフリー授乳クッションは、新生児期から知っていたらかなり前向きに考えていたと思います。
育児グッズは、「必要になったら後から買えばいい」と思いがちです。
でも、双子育児が始まると、後から調べる余裕も、買う決断をする気力も、思っているほど残っていません。
多少しんどくても何とかなっていると、「まあこのままでいいか」となってしまいます。
だからこそ、出産前の段階で、気になる育児グッズは一度リストアップしておくのがおすすめです。
買うかどうかは、家庭の予算やスペース次第です。
ただ、最初から選択肢として知っておくのと、産後に初めて知るのでは全然違います。
双子育児は、手抜き上等。
使えるものは使っていい。
頼れるものには頼っていい。
我が家は買わなかったけれど、「あったら少し楽だったかも」と思うグッズたち。
これから双子を迎える家庭にとって、出産準備を考えるときのひとつの参考になればうれしいです。
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外部リンク
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