当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

授乳・ミルク

粉ミルクを早く冷ます方法を実測|水・氷水・冷水で40℃まで何分かかる?

粉ミルクを作るとき、地味に時間がかかるのが「冷ます」工程です。

特に赤ちゃんがお腹を空かせて泣いているときの数分は、本当に長い。我が家は双子なので、2人そろって「ミルクまだ?」状態になると、数分どころか1分でも長く感じます。

そこで今回は、約85℃のお湯を使って、常温の水、氷水、冷蔵庫で冷やした湯冷ましの3パターンを実際に試してみました。

先に結果を書くと、160mlでは常温水で約8分、氷水で約4分。80mlでは常温水で約5分、氷水で約2分40秒でした。冷水を足して温度を下げる方法はさらに速いものの、少し量を変えただけで冷えすぎることもあり、温度調整は意外とシビアです。

「できるだけ早く」と「失敗しにくさ」のバランスを考えると、我が家では氷水が一番気楽かな、という結果になりました。

今回の実験条件

今回は、ケトルで沸かしたお湯を使い、温度を測った時点で約85℃だったものを使用しました。

哺乳びんは、我が家で実際に使っていたピジョンの「母乳実感 哺乳びん(耐熱ガラス製)」です。

温度の確認には、ドリテック(dretec)の防水クッキング温度計「O-280」を使いました。

研究用の精密測定ではなく、あくまで家庭でミルクを作るときに「冷まし方によってどのくらい時間が変わるのか」を比べるための実験です。

また、ミルクはよく「人肌くらいまで冷ます」と言われますが、人肌が具体的に何℃なのかは少し分かりにくいところ。

そこで今回は比較しやすくするため、35~40℃程度まで下がったところをひとつの目安として時間を測りました。

試した量は80mlと160mlの2パターンです。

40ml、100ml、120ml、200mlあたりまで測ればもっときれいな一覧表を作れたのですが、そこまではやっていません。

理由は単純で、時間がなかったのと、正直めんどくさかったからです。

普通に仕事をしながら、休日も子ども3人の相手をしていると、「今日はミルクの冷却実験を何パターンもやろう!」という時間はなかなか取れません。

今回は、実際に測れた範囲で比較してみます。

なお、今回の比較では耐熱ガラス製の哺乳びんを氷水に入れて冷却していますが、ピジョンはガラス製哺乳びんについて、急激な温度変化によって破損する可能性があるため、氷水などでの急冷は避けるよう案内しています。

今回の結果はあくまで我が家で行った比較実験として紹介するもので、耐熱ガラス製哺乳びんを氷水で冷やす方法をおすすめするものではありません。実際にミルクを冷ます際は、使用している哺乳びんメーカーの注意事項を確認してください。

160mlは常温水で約8分、氷水なら約4分

まずは160ml。

約85℃のお湯160mlを哺乳びんに入れ、蛇口から出した約25℃の水を張ったボウルに入れて冷ましました。

40℃付近まで下がるのにかかった時間は、約8分。

次に、同じ約85℃のお湯160mlを、約10℃~15℃の氷水を張ったボウルで冷やしてみます。

こちらは約4分で40℃付近まで下がりました。

単純に今回の条件では、氷水を使うことで冷却時間がほぼ半分になりました。

8分と4分。

数字だけを見ると「たった4分の差?」と思うかもしれません。でも、お腹を空かせた赤ちゃんが泣いている状況では、この4分がかなり大きい。

しかも双子が同時に泣いていたら、体感時間はさらに長くなります。

80mlなら常温水で約5分、氷水で約2分40秒

続いて80mlでも同じように試しました。

約85℃のお湯80mlを約25℃の水を張ったボウルで冷やした場合、40℃を切るまで約5分。

約10℃の氷水では、約2分40秒でした。

作る量常温水(約25℃)氷水(約10℃)
80ml約5分約2分40秒
160ml約8分約4分

当然ながら、量が少ない80mlの方が早く冷めました。

新生児期など1回の授乳量が少ないうちは、それほど待たずに適温まで下がります。

一方、飲む量が増えて160ml前後になってくると、常温の水だけでは結構待つことになりそうです。

冷たい湯冷ましで割ると速い。でも加減が難しい

次に試したのが、あらかじめ一度沸かしてから冷蔵庫で保管しておいた約10℃の冷水を使う方法です。

ここは誤解のないように書いておきます。

今回の実験は「何℃のお湯と冷水をどれくらい混ぜると、最終的に何℃になるのか」を見るため、水だけで温度変化を確認したものです。

実際に粉ミルクを作る際は、使用する粉ミルクのパッケージに記載された調乳方法に従ってください。

厚生労働省では、乳児用調製粉乳の調乳には70℃以上のお湯を使うよう案内しています。

我が家で使っていたアイクレオも、まず70℃以上のお湯をできあがり量の約3分の2入れて溶かし、その後に70℃以上のお湯または煮沸後の湯冷ましを加える方法を案内しています。

その前提で、今回はあくまで温度だけを確認しました。

160mlを想定して、約85℃のお湯50mlに約10℃の冷水110mlを加えると、約35℃。

80mlを想定して、お湯30ml+冷水50mlでも約35℃でした。

ところが、同じ80mlでもお湯20ml+冷水60mlにすると、約25℃まで下がりました。

10ml配分を変えただけで、思った以上に冷えます。

もちろん開始時のお湯の温度、冷水の温度、室温、容器などでも結果は変わります。

この数字をそのまま「160mlなら50ml+110mlでOK」といった調乳の早見表として使えるわけではありません。

ただ、冷たい水を加える方法がかなり速い一方で、匙加減が難しいことはよく分かりました。

最速なら冷水、気楽なのは氷水

今回の結果だけで考えると、速さでは冷水を使って温度を調整する方法が圧倒的です。

ボウルに入れて数分待つ必要がなく、うまく配分できればほぼその場で飲ませられる温度まで下げられます。

一方で、「毎回お湯を何ml、水を何ml」ときっちり量るのは、それなりに面倒です。

夜中の授乳で寝ぼけていたり、赤ちゃんがギャン泣きしていたり、まして双子を同時に相手していたりすると、細かいことなんて考えたくありません。

SNSでは「○mlのミルクなら、お湯○ml+冷水○ml」のような早見表を公開している方も見かけます。

そうしたものを参考にする方法もありますが、使うお湯や水の温度によって結果は変わります。

最初に一度、自宅の環境で調理用温度計を使って確かめておくと安心です。

その点、使用している哺乳びんが氷水での冷却に対応しているのであれば、氷水はやり方自体は単純です。

160mlでも今回の条件なら約4分。常温水の約8分に比べればかなり短縮できました。

個人的には、多少待ってでも「量を間違えて冷たくしすぎた」という失敗が起きにくい氷水の方が気楽でした。

ただし氷水でも、ぼーっと放置していると当然冷えすぎます。

結局、最後は温度確認が必要です。

「人肌くらい」が不安なら温度計で測ってみる

ミルク作りを始めたころ、「人肌くらい」って結局何℃なんだろう?と思った人は多いんじゃないでしょうか。

我が家も基本的には手首に少し垂らして確認していました。

慣れてくれば「これくらいかな」で分かるようになりますが、最初はなかなか自信がありません。

そんなときは、今回のようなクッキング温度計を一度使ってみるのも良いと思います。

「自分が手首でこのくらいに感じるとき、実際には何℃なのか」が分かれば、その後の目安にもなります。

高価な育児専用品でなくても、料理に使える温度計なら普段の調理にも使えます。

我が家で今回使ったのは、ドリテックの防水クッキング温度計「O-280」でした。

双子育児では「数分短い」が結構ありがたい

今回あらためて測ってみて思ったのは、ミルク作りの時短って、一つひとつは数分なんですよね。

お湯を沸かす時間を短くする。

冷ます時間を数分短くする。

粉を量る手間を減らす。

一つだけなら大した差ではないように見えます。

でも双子の場合、それを1日に何回も、2人分繰り返します。

新生児期は特に、授乳して、おむつを替えて、哺乳びんを洗って、少し寝たと思ったらまた授乳。

そんな生活なので、4分が2分になったり、8分が4分になったりするだけでもありがたい。

だから我が家では、普段は温水がすぐ出せる浄水型ウォーターサーバーを使っていました。

そして、「適温のミルクをもっと簡単に作る」という方向性のピジョンの新型調乳サーバー「ミルスマート」が気になったのも、この経験があるからです。

普通に作れば「冷ます」という工程そのものはなくなりません。

今回の条件では160mlを氷水で冷やしても約4分。

毎日何度も繰り返すことを考えると、この数分を短縮できる調乳グッズやウォーターサーバーが便利に感じるのも納得です。

ミルク作りは毎日のことなので、自分の家庭で一番ラクな方法を見つけてしまうのが一番だと思います。

まとめ|速さと手軽さのバランスなら氷水が使いやすかった

今回、約85℃のお湯を使ってミルクを冷ます方法を比較してみました。

160mlでは、常温水のボウルで約8分、氷水なら約4分。80mlでは常温水で約5分、氷水なら約2分40秒でした。

冷たい湯冷ましを加える方法ならさらに速く温度を下げられます。

ただし今回の実験でも、冷水を10ml多くしただけで約35℃から約25℃まで下がるケースがありました。

速さ優先なら冷水を使った温度調整。

細かい量を考えず、比較的ラクに冷ましたいなら氷水。

何も準備したくないなら常温水や流水。

冷却時間だけで比較すると、氷水はかなり手軽でした。ただし哺乳びんの材質には注意が必要です。

毎回たった数分の差。

でも、泣いている赤ちゃんを前にすると、その数分がものすごく長い。

特に双子育児では、こういう小さな時短の積み重ねが結構効きます。

無理に最速を目指さず、自分の家で続けやすい方法を見つけてもらえたらと思います。


こちらもおすすめ!

外部リンク

ICREO/アイクレオ「バランスミルクの作り方」
https://cp.glico.com/icreo/products/balancemilk/?srsltid=AfmBOoq0pd0FupzrSNVq0hWIT_E5gZ4_0OhFJ_cwQ0JWE_uCBGvNqfoL

ピジョン「ガラス製哺乳びんを安全に使うための注意点」
https://support.pigeon.co.jp/anshin/item02.html

dretec「防水クッキング温度計
https://support.pigeon.co.jp/anshin/item02.htmlhttps://support.pigeon.co.jp/anshin/item02.html

-授乳・ミルク
-, , ,