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育休・パパ育児

【育休明けの復職準備】双子育児で「戻る前に意識したこと」|夜通し睡眠・離乳食ルーティン・買い物の仕組み化

育休が終わって復職が近づくと、正直なところ「仕事が不安」というより、家の運用が崩れるのが怖いんですよね。
特に双子+上の子がいると、1つ歯車がずれるだけで全体がガタガタになる。

今回は、育休明け(我が家は2025年11月に復職)に向けて、復職までに“意識して整えたこと”をまとめます。
同じように「これから復職」「パパもママもワンオペ時間が増える」ご家庭の参考になればうれしいです。


今回の結論(3行)

  • 復職前にやるべきは、気合いではなく仕組み化(睡眠・離乳食・買い物・家事導線)。
  • 離乳食は「手作りで頑張る」より、続く形に寄せる(週末の作り置き+市販を前提に)。
  • 仕事側は「制度を知る」+「譲れない線を決める」。2025年10月施行の育児期の柔軟な働き方措置も、交渉材料になる。厚生労働省+1

復職前に整えたかった「4つの土台」

復職準備って、やることが多すぎて散らかりがちなので、我が家はざっくり4つに分けました。

  1. 夜の睡眠(夜通し寝る/夜間対応を減らす)
  2. 離乳食の運用(毎日の時間割に組み込む)
  3. 買い物・食材調達(ワンオペで詰まない)
  4. 働き方の線引き(残業・休日出勤・急な呼び出しの扱い)

以下、順番に書きます。


夜通し寝てほしい問題:我が家は4ヶ月頃から「夜通し」が増えた

復職準備の最優先は、ぶっちゃけここでした。

  • 夜に起きる
  • ミルク
  • 寝かしつけやり直し

これが続くと、復職後は確実に詰みます。

我が家でやってよかったこと(結果:4ヶ月頃から夜通しが増えた)

※ここは「うちはこうだった」なので正解の押し付けはしません。

  • 朝の起床・授乳の時間を大きくズラさない
    → 生活リズムの柱は「朝」だと思っています。
  • 昼寝を“させすぎない/削りすぎない”
    → 夕方に寝すぎると夜が崩れる。かといって眠すぎても夜が荒れる。地味に難しい。
  • 夜のルーティンを固定(風呂→授乳→部屋暗く→寝)
    → ここは毎日同じ順にするだけで、親の判断コストが減ります。

「夜通し寝る」が来たときの破壊力はすごい。
睡眠が整うと、離乳食も家事も、全部が回り始めます。


離乳食のルーティン化:寝起きミルクが6〜7時なら「その次のミルク前」を固定枠にした

復職後に一番崩れやすいのが、離乳食の時間でした。
なので復職前から、「いつやるか」を先に決めました。

我が家の基本

  • 寝起きミルク:だいたい 6〜7時台
  • 離乳食:その次のミルクのタイミングで実施(固定枠)
  • 準備開始:予定時刻の30分前から(これ重要)

なぜ「30分前」か

双子だと、準備の途中で必ず何か起きます。

  • 片方が泣く
  • もう片方がうんち
  • 上の子が乱入
  • お湯が足りない

「時間ぴったりに始めよう」は無理ゲー。
30分前に動き出すと、事故っても戻れます。


離乳食をどう回すか:買い出しに行かない、土日で作り置き、足りない分は市販前提

ここ、我が家の中で一番“割り切った”部分です。

結論:離乳食のための買い出しはしない

理由はシンプルに、双子を連れてワンオペ買い物がハードだから。

しかも、抱っこ紐でひとりをおんぶ、もうひとりをカートに乗せて買い物・・・
目立ちすぎて恥ずかしい(わかる人にはわかるやつ)。

特に、「365日の離乳食カレンダー」通りにやろうとすると、目当ての食材が高い!そもそも売ってない!ということがよくあります。

我が家の運用

  • 土日で作り置き(余っている食材をメインに使う)
  • 「離乳食のための食材」を買いに行くのは原則しない
  • 買い物は
    • パパが休みの日
    • もしくは仕事終わりに必要なものだけ買う
      という形に寄せる

「やる気がある日に頑張る」ではなく、
やる気が無い日でも回る形にするのが復職準備のコツだと思っています。


食材調達のメインは生協の宅配(コープ):復職1ヶ月前から契約して慣らした

復職準備の“本命”がこれでした。
うちは 生協(コープ)の宅配を、育休明け1ヶ月くらい前から契約して運用を慣らしました。coop-takuhai.jp

なぜ復職直前じゃなく「1ヶ月前」?

  • 注文の癖がつくまで時間がかかる(締切・配達日・在庫感覚)
  • どの商品が当たりか、家庭に合うか試行錯誤が必要
  • 冷凍庫のキャパ問題が必ず起きる

子育て世帯サポートがある(地域差あり)

コープには妊娠中〜子育て世帯を対象に、配達手数料の割引(子育て割引)などの制度が用意されていることがあります(内容は地域の生協によって異なる)。coop-takuhai.jp
「どうせ払うなら、子育て支援のあるところに寄せたい」って人には相性良いです。

離乳食期に便利なものが多い

地域や生協によりますが、たとえばコープデリには「冷凍離乳食」や離乳食に使いやすい商品をまとめたページがあります。efriends.coopdeli.jp
コープ自然派のように「月齢別のベビーフード」や「離乳食づくりに便利な冷凍食品」を紹介している生協もあります。生協の宅配 コープ自然派

“ミールキット”が地味に効く

復職後、いちばんきついのは「夕方〜寝かしつけ前」。
そこで カット済み食材+調味料セットのミールキットが効きます。
コープデリのミールキットは「最短10分」など時短を強く打ち出しています。efriends.coopdeli.jp

うちは、野菜・お肉・冷凍食品・ミールキットを回しつつ、ママの昼ごはんにも使ってました(ここ大事。昼が崩れると夕方が崩れる)。


働き方をどうするか:制度を“盾”にする準備→実際は「残業しない」で交渉した

復職準備って家庭側ばかり見がちですが、仕事側も整えないと詰みます。

2025年10月1日施行:「柔軟な働き方を実現するための措置」

2025年10月1日から、3歳〜小学校就学前の子を養育する労働者について、事業主が柔軟な働き方を実現するための措置を講ずることが義務付けられています。厚生労働省+2厚生労働省+2
具体的には、始業時刻の変更、テレワーク、養育両立支援休暇、短時間勤務など、複数の選択肢から2つ以上を用意することが求められる、という整理です。厚生労働省+1

ただし、この制度は双子の上に3歳~小学校就学前のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいることが前提なんですよね・・・(我が家は4歳のお兄ちゃん)

※この記事は法律アドバイスではありません。個別ケースは労働局などの公的窓口へ。

我が家の現実:会社から制度説明はゼロ

うちはワンマン経営の零細企業なので、「制度の説明?なにそれ?」状態。
(仕方ない。現場のリアル)

だから、方針をこちらで決めました。

  • 残業しない
  • 休日出勤しない
  • 子どもに何かあれば すぐ帰る

そして、それを復職前に宣言。
幸い、子育て世帯のパートタイマーさんが少なからずいる職場なので、「そのラインは理解してもらえた(と思いたい)」感じです。

ポイント:交渉の前に「譲れない線」を決める

制度を知っておくのは大事ですが、最終的には「自分の線引き」がないと押し切られます。

我が家の場合は、

  • 家庭が回らない働き方はしない
  • その代わり、勤務時間内の生産性で返す
    という整理にしました。

復職準備チェックリスト(我が家版)

最後に、復職前の“確認項目”を置いておきます。

生活リズム

  • 朝の授乳(起床)時間がだいたい固定
  • 夜ルーティン(風呂→授乳→寝)が固まっている
  • 夜間対応が減ってきた(完璧じゃなくてOK)

離乳食

  • 「いつやるか」が固定されている
  • 30分前準備が習慣化している
  • 作り置きの型(冷凍キューブ等)がある
  • 市販を使う前提で罪悪感がない(ここ重要)

食材

  • 宅配の運用に慣れた(締切・冷凍庫)
  • ミールキットや冷凍食品で夕方を乗り切れる
  • “買い物に行かない運用”が成立している

仕事

  • 会社に「残業しない/急な呼び出しは帰る」を伝えた
  • 育児期の両立支援制度の概要を把握した(交渉材料)厚生労働省+1

まとめ:復職前に“頑張る”より、“回る形”に寄せる

復職準備で一番大事だったのは、「気合い」より 仕組み でした。

  • 夜の睡眠が整うと、すべてが回りやすくなる
  • 離乳食は固定枠+早め準備で事故を減らす
  • 食材は宅配+冷凍+ミールキットで夕方を守る
  • 仕事は制度と線引きで、家庭が崩れないようにする厚生労働省+1

同じ状況のパパママにとって、どれか1つでも参考になればうれしいです。


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