当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

双子育児ノウハウ

双子の看病は親1人では無理だった。発熱と胃腸炎の体調不良リレーで痛感した現実

保育園に通い始めてから、わが家にもついにやってきました。いわゆる「保育園の洗礼」です。

発熱、鼻水、咳、そして胃腸炎のような嘔吐・下痢症状。
長男のときも大変だった記憶はありますが、双子になると話が変わります。

結論から言うと、双子の体調不良を親1人で見るのはかなり無理があります。
単胎育児が楽という話ではありません。子ども1人の看病だって、もちろん大変です。

でも、体調不良の子が2人同時にいると、単純に「手」が足りません。
抱っこも、水分補給も、着替えも、嘔吐の片付けも、ぜんぶ2人分。

今回は、慣らし保育からゴールデンウィーク終盤まで続いた体調不良リレーのなかで、「これは大人1人では無理だ」と痛感した話を書きます。

前回の記事はこちら

双子の体調不良は「かわいそう」と「手が足りない」が同時に来る

体調が悪い赤ちゃんは、とにかく機嫌が悪くなります。

熱がある。
お腹が気持ち悪い。
吐いてびっくりする。
眠いのに眠れない。

そりゃ泣きます。大人だって胃腸炎のときは布団から出たくありません。赤ちゃんならなおさらです。

抱っこすると少し落ち着く。
でも、抱っこで落ち着くということは、裏を返すと「ずっと抱っこしていてください」ということです。

1人なら、まだなんとかなる場面もあります。
抱っこしながら片手で水分を用意したり、少し寝たタイミングで洗濯機を回したり。

ところが双子だと、片方を抱っこしている間に、もう片方が泣きます。
片方がやっと寝たと思ったら、もう片方が起きます。
そして奇跡的に2人とも寝たと思っても、30分もしないうちにまた泣き声が聞こえる。

こちらの体力ゲージは、スマホの古いバッテリーくらいの勢いで減っていきます。

離乳食もミルクも進まない。怖いのは脱水

今回しんどかったのは、発熱だけでなく胃腸炎のような症状が重なったことでした。

離乳食は食べない。
ミルクもあまり飲めない。
飲んだと思ったら吐く。
吐いたら着替え、シーツ交換、床掃除。

これを1人ではなく2人分です。

しかも、嘔吐や下痢が続くと脱水が怖い。
だから「飲めないなら仕方ないね」で終われません。

我が家では、一度にたくさん飲ませるのではなく、スプーンでひとくちずつ、少しずつ水分を取らせる意識で対応していました。
20〜30分おきくらいに、「ちょっと飲めるかな」と様子を見る。

ただし、これはあくまで我が家の対応です。
嘔吐や下痢があるときの水分補給は、子どもの状態や月齢によって変わります。迷う場合は、かかりつけの小児科や、夜間・休日なら#8000などに相談するのが安心です。

厚生労働省の案内でも、#8000は休日・夜間に子どもの症状への対処や受診の目安を小児科医師・看護師に相談できる仕組みとされています。全国統一の短縮番号から、住んでいる都道府県の相談窓口につながります。

厚生労働省:上手な医療のかかり方.jp
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/8000.html

家事は止まる。部屋は荒れる。それで普通

当時、ママはまだ育休中でした。
だから日中はママが中心になって双子を見てくれていました。

でも、仕事から帰って家の中を見た瞬間に思いました。

「あ、これは無理だ」

洗い物が残っている。
洗濯物も進んでいない。
吐いた服やタオルの処理が追いついていない。
床にはお世話グッズが散らばっている。

でも、それはママがサボっていたからではありません。

むしろ逆です。
双子を生かすことで、もう全部のエネルギーを使い切っている。

泣いている子を抱っこして、もう1人の様子を見て、ミルクを作って、飲ませて、吐いたら片付けて、また泣いたら抱っこする。

これを繰り返していたら、家事なんて進むわけがありません。
部屋が荒れるのは、親の能力不足ではなく、現場が非常事態だからです。

「これはヤバい」と思って、パパは仕事を休んだ

その日の夜、ママの疲れ方を見て「これは明日も1人にしたらまずい」と思いました。

ママもかなり疲れていて、ストレスもたまっている。
睡眠不足もある。
その状態で、嘔吐や水分補給の判断をずっと続けるのは危ない。

親も人間です。
疲れきると、判断力が落ちます。

そこで翌日、パパは仕事を休みました。
そしてママと一緒に双子を連れて小児科を受診しました。

ここで思ったのは、双子育児では「仕事を休む判断」も育児の一部だということです。

もちろん、簡単に休めない仕事もあります。
職場への申し訳なさもあります。

でも、家の中がすでに限界を超えているなら、気合いで乗り切るより、大人の人数を増やしたほうがいい。
今回は本当にそう感じました。

上の子がいると、さらに難易度が上がる

我が家には長男もいます。

双子が体調を崩すと、どうしても看病の優先順位は双子に寄ります。
嘔吐、下痢、発熱、水分補給、受診。
目の前で対応しないといけないことが多すぎるからです。

すると、上の子はどうしても後回しになりがちです。

「ちょっと待ってね」
「あとでね」
「今は双子ちゃんがしんどいからね」

親としては仕方ないと思いつつ、言われる側の長男からすると、たまったものではありません。

体調不良の双子もかわいそう。
かまってもらえない上の子もかわいそう。
そして、全員に申し訳ない気持ちになる親もしんどい。

兄弟育児、多胎育児の看病は、単に「病気の子を見る」だけでは終わりません。
家族全体のバランスが一気に崩れます。

わが家が看病中に助けられている本

長男のときからお世話になっているものがあります。

『ママとパパの 赤ちゃんと子どもの病気・ホームケア事典』です。

わが家では、発熱、嘔吐、下痢、薬の飲ませ方などで何度も見返しています。

ネット検索も便利です。
でも、夜中に子どもが吐いたあとに検索すると、情報が多すぎて逆に不安が増えることがあります。

その点、本は一度立ち止まって確認しやすい。
「発熱のときはどこを見るんだっけ」
「嘔吐・下痢のホームケアはどう考えるんだっけ」
というときに、手元にあるだけで少し落ち着けます。

もちろん、本だけで判断するわけではありません。

様子がおかしい。
ぐったりしている。
水分が取れない。
親が不安で仕方ない。

そんなときは小児科、#8000、救急相談を使う。

本はあくまで、親がパニックにならないための補助輪。
わが家にとっては、そんな存在です。

双子の看病で決めておきたいこと

今回の体調不良リレーで、わが家が「これは事前に決めておくといい」と思ったことがあります。

まず、親2人体制に切り替える基準です。
たとえば、2人とも発熱している、嘔吐がある、ミルクや水分が明らかに少ない、夜ほとんど眠れていない。

こういうときは、早めに「明日は休めるか」を相談したほうがいいと思いました。

次に、記録です。

いつ熱が出たか。
何時に吐いたか。
水分をどれくらい取れたか。
薬を何時に飲んだか。

頭で覚えようとすると、疲れているときほど抜けます。
メモアプリでも紙でもいいので、残しておくと受診時にも説明しやすいです。

そして最後に、家事をあきらめること。

これはもう、胸を張ってあきらめていいです。
看病中の家事は通常営業ではありません。
非常時モードです。

洗濯物が山になっても、洗い物が残っても、部屋が散らかっても、子どもが安全に過ごせていれば十分。
親も倒れないことが大事です。

まとめ:双子の看病は根性ではなく、人手と仕組みで乗り切る

長男1人のときは、パパかママのどちらかがワンオペでも、なんとかなる場面がありました。

でも、双子になると一気に回らなくなります。
さらに上の子がいると、家族全体のケアが必要になります。

これは、親の気合いが足りないからではありません。
単純に手が足りない。

双子の体調不良は、抱っこも水分補給も着替えも片付けも2人分。
親1人で回そうとすると、どこかで限界が来ます。

だからこそ、早めに大人を増やす。
仕事を休む選択肢を持つ。
病児保育などの外部支援を元気なうちに調べておく。
受診や相談先を確認しておく。
そして、家事は潔くあきらめる。

双子育児は、根性論だけでは持ちません。
わが家もまだまだ試行錯誤中ですが、「無理なものは無理」と認めることも、家族を守るための大事な判断だと思っています。


こちらもおすすめ!

外部リンク

厚生労働省:上手な医療のかかり方.jp
https://kakarikata.mhlw.go.jp/kakaritsuke/8000.html

日本小児科学会:こどもの救急
https://kodomo-qq.jp/

朝日新聞出版:ママとパパの 赤ちゃんと子どもの病気・ホームケア事典
https://publications.asahi.com/product/22797.html

-双子育児ノウハウ
-, , ,