
子どもが生まれてからのお世話と聞くと、まず思い浮かぶのはミルク、おむつ替え、沐浴やお風呂、寝かしつけあたりではないでしょうか。
でも実際に育児を始めてみると、それ以外にも細かいお世話が山ほどあります。その中でも、個人的に苦手なのが乳幼児の爪切りです。
赤ちゃんの爪は小さい。指も小さい。しかも動く。さらに双子なら、手の爪だけでも一度に20本。足まで入れれば40本あります。
地味だけどサボれない。今回は、そんな乳幼児の爪切りについて、我が家で使ってきた道具や「これ買っておけばよかったかも」と今でも気になっているアイテムを含めて書いてみます。
赤ちゃんの爪切り、想像以上に大事だった

出産前に育児を想像していた頃、正直「爪切り」はそこまで大きなイベントだと思っていませんでした。
ミルクをどうするか。おむつは何を使うか。沐浴はどうするか。寝かしつけはどうするか。
そのあたりは事前に考えますが、爪切りまで真剣にシミュレーションする人は、そこまで多くないんじゃないでしょうか。
実際に赤ちゃんと暮らし始めると、これが意外と気になります。
爪はいつの間にか伸びていますし、少し伸びただけでも先端が結構鋭い。
生後半年を過ぎた頃になると、抱っこしている最中に首元や鎖骨あたりをガリガリやられることも増えてきました。
これが普通に痛い。
服の襟元をつかむつもりなのか、抱っこしている人につかまっているだけなのか分かりませんが、爪が伸びている状態でやられると、首元が細かい傷だらけになります。
街中や保育園の送迎で、首元に引っかき傷がたくさんあるママさんを見ると、
「やられてるねぇ……」
と勝手に親近感を持ってしまうことがあります。
そして同時に、
「爪切るの大変だもんねぇ……」
とも思います。
保育園に通い始めると、爪の長さがさらに気になる
我が家の場合、保育園に通い始めてからは爪の長さを以前より意識するようになりました。
園から毎月もらうお便りにも、爪は短く切っておいてくださいという内容がほぼ毎回書かれています。
長男が0~2歳児クラスくらいの頃は、お友だちの爪が当たったのか、顔に引っかき傷を作って帰ってくることも何度かありました。
もちろん小さい子同士なので悪気があるわけではなく、遊んでいて手が当たっただけでも傷になることがあります。
だからこそ、
「やっぱり爪が長いと危ないよね」
と実感しました。
ある意味、長男が傷を作って帰ってきたことを反面教師にして、「うちの子の爪もちゃんと見ておこう」と思うようになった感じです。
自分の顔を引っかくこともありますし、きょうだいや保育園のお友だちに当たる可能性もあります。
爪切りは目立たないお世話ですが、大事です。
我が家は長男の頃からピジョンのハサミタイプ
我が家で長く使っているのは、ピジョンのベビーつめきりハサミです。
長男の頃から使っていて、そのまま双子でも使っています。
使い勝手は、良くも悪くも「普通の赤ちゃん用つめきりハサミ」という印象。ただ、それでも小さな指先のさらに小さな爪を切る作業はやっぱり緊張します。
ちなみに現在のピジョン公式ラインアップでは、「ベビーつめきりハサミ」は3カ月頃からが目安で、0カ月から使える「新生児つめきりハサミ」は別に用意されています。これから出産準備で購入する場合は、対象月齢を確認して選ぶのがよさそうです。
寝ている間の爪切りも、そんなに楽ではない
赤ちゃんの頃は、起きている状態で手を動かされるのが怖かったので、我が家では寝ている間に切ることが多かったです。
寝ているなら動かないから簡単。
……と思いきや、これが個人的にはそうでもありません。
寝ている子どもの手の下にティッシュを敷いて、部屋が暗ければスマホのライトで指先を照らしながら一本ずつ切っていきます。
これが見にくい。
スマホのライトの角度を調整して、指を持って、爪と皮膚の境目を確認して、切りすぎないようにハサミを入れる。
しかも切った爪が、なぜかティッシュの外まで飛んでいきます。
「いまの爪どこ行った?」
となることもしょっちゅう。
切り終わった後に、布団や床の上で小さな爪の破片を探すのも地味に面倒です。
私は育児のお世話の中でも、爪切りはかなり上位に入る「できればやりたくない作業」です。
大人しくしてくれるなら昼間のほうが楽
逆に、少し大きくなって大人しく手を出してくれるようになれば、明るい昼間に起きたまま切るほうが個人的には楽です。
指先がよく見えるだけで、難易度がかなり変わります。
ただし、嫌がって手を引っ込めたり急に動いたりする時期は無理をしない。
ピジョンの案内でも、機嫌が悪いときは無理をせず別の時間帯にすることが勧められています。
我が家でも「今日は無理そう」と思ったら、別のタイミングに回します。
一度で両手両足を全部終わらせようとすると疲れるので、手だけ、今日は右手だけ、くらいでもいいと思っています。
双子育児は、とにかく対象が2人。
完璧に一気に終わらせようとすると、爪切りだけで立派な一仕事になります。
爪切りが怖いなら、最初は爪やすりでもいい

長男が生まれたばかりの頃、私もハサミで爪を切るのがかなり怖かったです。
そこで最初の頃に使っていたのが、アリーナのベビーキュピカ!スターのような赤ちゃん用爪やすり。
いきなり「パチン」と切るのではなく、少しずつ削って長さを整えられるので、ハサミを入れるのが怖い時期には使いやすかったです。
現在のベビーキュピカ!スターも新生児から3歳までを使用目安として販売されています。
もちろん、一本一本削るのでハサミより時間はかかります。
それでも、
「皮膚まで切ってしまいそうで怖い」
という精神的なハードルはかなり下がりました。
初めての赤ちゃんで爪切りが怖い人は、最初からハサミだけにこだわらず、爪やすりを用意しておくのも一つの方法だと思います。
慣れてきたらハサミに変えてもいいし、ハサミで長さを切ったあとに角だけやすりで整える使い方もできます。
そして今でも気になる、コンビの電動ネイルケア

長男が生まれる前の出産準備で、アカチャンホンポを見て回っていた時に気になった商品があります。
コンビの赤ちゃんとママの ネイルケアセットです。
売り場で見つけて、
「おっ、これ良さそうじゃない?」
と思った記憶があります。
ただ、そこそこ値段がする。
しかもママからは、
「普通の爪切りでよくない?」
という至極まっとうな意見。
結果、買いませんでした。
そして長男、双子と3人の乳幼児の爪を切ってきた現在まで、一度も電動タイプを使わずに来ています。
でも、爪切りをするたびにたまに思います。
「やっぱり一回使ってみたかったな……」
なお、私が出産準備で見ていた頃の商品からはモデルが変わっていて、現在は「赤ちゃんとママの ネイルケアセット N」や「Premium」が販売されています。どちらも0カ月からが対象で、Nは赤ちゃん用3種類と大人用3種類のアタッチメントを使い分けられる電動タイプです。
今買うほどではない。でも出産前なら欲しかった
ここが育児グッズの難しいところです。
一度普通のハサミで何年もやってしまうと、今さら数千円の電動爪やすりを買うのはなかなか勇気がいります。
使ってみたい。でも、もう普通の爪切りでなんとかできている。こうなると買えません。
以前「結局買わなかったけど、最初から買っておけばよかったかも」と感じた育児グッズについて書きましたが、これもかなり近い存在です。
予算に余裕があるなら、出産準備の段階で用意してしまうのもありだったなと思います。
特に爪切りが怖い人なら、候補に入れてみてもいいかもしれません。
ただし、私は実際に使っていないので、「絶対に便利」「ハサミよりおすすめ」とまでは言えません。
ここは純粋に、今でも一度試してみたい育児グッズの一つです。
電動ネイルケアは出産祝いにも案外よさそう
自分では買うか迷う。
でも、もらったらかなりうれしい。
電動ネイルケアって、そんな立ち位置の育児グッズかもしれません。
ネイルケア用品は、「必要ではあるけど高いものまでは買わない」という家庭もありそうです。
だから出産祝いで少し変わった実用品を探しているなら、候補としては面白いと思います。
もちろん、すでに持っていないか確認できる関係なら、そのほうが安心です。
まとめ|爪切りは地味。でも乳幼児期にはずっと続く

ミルクやおむつ替えのように毎日何回もやるわけではありません。
それでも乳幼児の爪切りは、忘れた頃に必ずやってきます。
しかも爪は小さいし、子どもは動くし、切りすぎないように気を使う。
双子なら単純に人数も2倍です。
我が家は長男の頃からハサミタイプを使い続けていますが、最初は爪やすりにもかなり助けられました。
今でも、電動ネイルケアを一度試してみたかったと思っています。
赤ちゃんの爪を切るのが怖いなら、最初から無理にハサミだけで頑張らなくてもいいと思います。
ハサミ、手動の爪やすり、電動爪やすり。
自分が一番怖くなくて、続けやすい方法を選べば十分。
爪切りが苦手なのは、たぶん私だけではないはずです。
こちらもおすすめ!
外部リンク
Pigeon:ベビー爪切りハサミ
https://products.pigeon.co.jp/item/index-2335.html
Pigeon:新生児爪切りハサミ
https://products.pigeon.co.jp/item/index-2334.html
アリーナ:ベビーキュピカ!
https://arena-inc.com/baby10th/
combi:赤ちゃんとママの ネイルケアセット N
https://www.combi.co.jp/store/care/nailcareset/g/g118988/

