
家を建てたとき、我が家はパパ・ママ・長男の3人家族でした。子どもが増えたとしても、あと一人。そう考えて、6畳の主寝室と4畳半の子ども部屋が二つある3LDKの平屋を建てました。
ところが、その後に授かったのは男女の双子。
うれしい誤算ではあるのですが、間取りだけを見れば完全に想定外です。将来、子ども一人ひとりに部屋を用意しようとすると、今度はパパとママの寝室がありません。
この記事では、双子を想定せずに家を建てた我が家の「部屋が足りない問題」と、今のところ考えている現実的な選択肢をまとめます。これから家を建てる予定で、まだ子どもの人数が確定していない家庭にも、我が家の失敗談が少しでも参考になればと思います。
3人家族で建てた3LDKの平屋

我が家が家づくりを始めたのは2023年。当時はパパ・ママ・長男の3人家族でした。
将来的にもう一人子どもが増える可能性は考えていましたが、パパもママも「増えたとしても、あと一人だろう」と思っていました。
そこで建てたのが、次のような3LDKの平屋です。
- パパとママの6畳の主寝室
- 4畳半の子ども部屋が二つ
- リビングに併設した畳スペース
長男に子ども部屋を一つ。もう一人増えたら、もう一つの子ども部屋を使う。
子どもが二人なら、それぞれに個室を用意できる。パパとママにも寝室が残る。少なくとも当時の家族計画では、きれいに収まっていました。
注文住宅としては大きすぎず、掃除もしやすい平屋です。廊下もできるだけ減らし、家族で暮らすには十分な間取りだと思っていました。
双子だと分かるまでは。
我が家の最大の誤算は、子どもが一気に二人増えたこと

その後、我が家は男女の双子を授かりました。
もちろん、双子が生まれてきてくれたこと自体は本当にうれしいことです。ただ、家の間取りについては完全に計算が狂いました。
子どもは長男を含めて三人。一方、用意していた子ども部屋は二部屋です。
つまり、将来的に三人それぞれへ個室を用意しようとすると、6畳の主寝室も子ども部屋として明け渡す必要があります。
部屋が!足りない!
今はまだ双子も小さいため、すぐに個室が必要なわけではありません。家族全員で同じ寝室に寝る時期も長いでしょうし、子ども部屋が本格的に必要になるのはもう少し先です。
それでも、家を建てた時点では「子ども部屋は足りている」と思っていたのに、数年後には「親の寝室をどこにするか」で悩むことになるとは思いませんでした。
今のところ一番現実的なのは、主寝室も子ども部屋にする案

現在考えている中で、一番無難なのは次の使い方です。
- 長男:4畳半の子ども部屋
- 双子の男の子:4畳半の子ども部屋
- 双子の女の子:6畳の主寝室
- パパとママ:リビング併設の畳スペース
これなら、子ども三人に一部屋ずつ用意できます。
ただし、当然ながらパパとママの個室はなくなります。毎晩、畳スペースに布団を敷き、朝になったら片付ける生活になるでしょう。
リビングの隣なので、子どもが夜更かしするようになれば音や明かりも気になりそうです。夫婦の荷物や衣類をどこに置くかという問題もあります。
それに、6畳の部屋を誰が使うのかという問題も残ります。
現時点では女の子に6畳、男の子二人に4畳半ずつと考えていますが、単純に性別だけで決める話でもありません。「どうして自分の部屋だけ狭いの?」と言われる可能性は十分あります。
年齢や生活スタイルに合わせて、途中で部屋を交換する。6畳の部屋を共有スペースも兼ねた部屋にする。そういった調整も必要になりそうです。
双子で6畳を共有する方法もある

もう一つ考えられるのは、しばらく双子で6畳の主寝室を共有してもらう方法です。
長男が4畳半の個室を使い、もう一つの4畳半をパパとママの寝室にする。双子が小さいうちは、これでも生活できるかもしれません。
男女の双子なので、成長すれば別々の部屋を希望する可能性もあります。ただ、最初から三人全員に個室を与える必要があるとも限りません。
子ども部屋が必要になる時期は、その子の性格や生活によっても違います。勉強はリビングでできるかもしれませんし、寝る場所と荷物を置く場所が確保できれば、しばらく共有できる可能性もあります。
今すぐ結論を出さず、子どもたちの成長を見ながら使い方を変える。そのくらいの余白は持っておきたいと思っています。
リフォームや増築は簡単に決められない

部屋が足りないなら、リフォームや増築をすればいい。
文章にすると簡単ですが、実際にはそう簡単ではありません。
壁を増やして部屋を分けるにしても、窓やドア、照明、コンセント、エアコンの位置まで考える必要があります。そもそも4畳半の部屋をさらに二つに分けるのは、現実的とは思えません。
増築となれば、さらに大きなお金がかかります。
これから子ども三人を育てていく中で、食費も教育費も増えていきます。家の修繕や車の買い替えも必要になるでしょう。
部屋を一つ増やすためだけに、今から大きな費用をかけられるかと言われると、我が家にはなかなか難しいところです。
そのため、まずは今ある部屋をどう使うかを考える。リフォームは、本当に必要になった時点で費用と暮らしやすさを比較して判断する。
今のところは、そのくらいの温度感です。
家を建てる前に考えておけばよかったこと

双子を予想することはできませんでした。ただ、家づくりの段階でもう少し柔軟な間取りを考えることはできたかもしれません。
将来分けられる広めの部屋を作る
最初から4畳半の個室を二つ作るのではなく、子どもが小さい間は広い一部屋として使い、必要になったら二部屋に分けられる設計もありました。
後から壁を作る前提で、入口や窓、収納、照明、コンセントを配置しておけば、家族構成が変わったときにも対応しやすくなります。
もちろん、我が家の場合は二つに分けられる部屋を作っていても、子どもが三人に増えれば結局足りなかった可能性はあります。
それでも、最初から用途を固定した個室を作るよりは、選択肢を残しやすかったのではないかと思います。
畳スペースを寝室として使えるようにしておく
我が家にはリビング併設の畳スペースがあります。これがあるだけでも、親の寝る場所を確保できる可能性が残りました。
ただし、毎日寝室として使うなら、扉で閉められるか、収納があるか、エアコンの風が届くかといった点も気になります。
「たまに昼寝する場所」と「毎晩寝る場所」では、必要な条件がかなり違います。
我が家も、家を建てたときは畳スペースを将来の夫婦の寝室として使うつもりではありませんでした。
そのため、実際にそこで寝起きするようになったとき、どこまで快適に暮らせるかは未知数です。
子どもの人数が確定する前に建てるなら余白を残す
子どもは何人になるのか。そもそも授かるのか。双子や三つ子の可能性まで含めて、未来を正確に予想することはできません。
だからこそ、人数を決め打ちしすぎない間取りも大切だったのだと思います。
予備室を一つ作る。大きな部屋を後から分けられるようにする。収納を一か所に集約して、居室の用途を変えやすくする。
予算や土地の広さに限りがあるので、すべてをかなえるのは無理です。それでも「家族が予定より一人増えたら、この部屋をどう使うか」くらいは考えておく価値がありました。
夢のマイホームほど、家族計画を決め打ちしすぎない

家を建てるときは、どうしても今の家族を基準に間取りを考えます。
子どもは二人の予定だから子ども部屋も二つ。夫婦の寝室はこの広さ。老後はこの部屋を使う。
もちろん、その考え方自体が間違いではありません。我が家も当時は、かなり真面目に考えて3LDKの平屋を選びました。
それでも、家族構成は予定どおりになるとは限りません。
我が家のように「あと一人」と思っていたら、一度に二人増えることもあります。
これからマイホームを考えていて、まだ子どもの人数が確定していない家庭には、子ども部屋の数だけでなく、部屋の用途を後から変えられるかも考えてほしいです。
夢のマイホームだからこそ、今の理想を詰め込むだけではなく、予定外の未来が入ってこられる余白も必要なのかもしれません。
まとめ|子ども部屋が足りない問題は、今ある間取りで考えていく

我が家は、子どもが増えてもあと一人だと考え、6畳の主寝室と4畳半の子ども部屋二つがある3LDKの平屋を建てました。
ところが、その後に男女の双子を授かり、子どもは三人に。三人それぞれに個室を用意すると、パパとママの寝室がなくなります。
今のところは、主寝室も子ども部屋として使い、パパとママはリビング横の畳スペースで寝る案が一番現実的です。ただ、双子で部屋を共有する期間を作るなど、成長に合わせて使い方を変える方法もあります。
リフォームや増築は、お金の問題もあって簡単には決められません。まずは今ある間取りを最大限に使い、本当に困る時期が来てから考えるつもりです。
子どもの人数が確定していない段階で家を建てるなら、部屋数だけでなく、将来用途を変えられるか、後から分けられるかという視点も忘れずに。
これからマイホームを建てる方には、子どもの人数が確定するまでは、間取りに「余白」を持たせておくことを、ぜひ検討してみてほしい。想定外は、案外すぐそばにあるかもしれない。
こちらもおすすめ!
外部リンク
国土交通省:リフォームをお考えの消費者の方
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/reform/consumer.html
国土交通省:リフォーム支援制度まるわかりガイド
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/reform/index.html


