育休を取得したものの、いざ始まってみると「あれ、俺って何すればいいんだ?」と戸惑うパパは多いんじゃないでしょうか。
実際、私もそうでした。双子が生まれて退院してきた日、何から手をつけていいのかわからず、ただオロオロしていた記憶があります。
今日は、生後1週間から1ヶ月の実際の授乳・排泄記録をもとに、育休中のパパが本当にやるべきことをリアルにお伝えします。
最初の2〜3ヶ月は「ミルクとおむつ」がすべて

我が家の記録から見えた現実
双子が退院してきてからの1ヶ月間、私たちは授乳と排泄の記録をつけていました。その記録を見返すと、改めてその壮絶さに驚かされます。
【実際のデータ】
- 1日の授乳回数:男女合わせて約14~17回(母乳+ミルク)
- 1日の排泄回数:約10回前後
- 授乳間隔:だいたい3時間おき(夜中も容赦なし)
- ミルク量:最初は30〜60ml → 1ヶ月後には80〜120ml
これ、何を意味するかというと・・・
1日中、ずっと授乳とおむつ替えをしているということです。
👉関連記事:最初の1ヶ月を乗り切れ!双子の授乳“母乳?ミルク?”リアルな選択
ミルクの3大タスク
ミルク育児には、大きく3つの作業があります。
- 作る:お湯を沸かして、粉ミルクを溶かして、人肌に冷ます
- 飲ませる:二人分を交互に、もしくは同時に
- 片付ける:哺乳瓶を洗って、消毒して、次の準備
双子の場合、これが1日15回前後。しかも昼夜問わず。
「ミルク飲ませ終わった!」と思ったら、次の授乳時間まであと2時間半。その間におむつ替えもあるし、寝かしつけもある。そして気づいたらもう次のミルクの時間...。
これが延々と続きます。
育休パパの最優先ミッション:ママの「回復」と「ケア」

最初の1〜2週間はママの回復最優先
出産直後のママの体は、想像以上にダメージを受けています。
- 悪露(おろ)が続く
- 帝王切開の傷が痛む
- 授乳で乳首が切れて痛い
- 睡眠不足でフラフラ
だから、最初の1〜2週間は、とにかくママの回復を最優先に。
この時期、パパがやるべきことは:
- 夜中の授乳は極力パパが担当(ミルクならパパでもできる)
- おむつ替えは全部パパ
- 家事全般をパパが回す
- ママには休んでもらう
お互いの役割を明確に
ママが少し動けるようになってきたら、きちんと役割分担を話し合いましょう。
我が家の分担例:
- 授乳:二人で協力
- おむつ替え:基本パパ
- 沐浴:二人で協力
- 家事:パパメイン
- 買い物:パパ
ここで大切なのは、「してほしいこと」「してほしくないこと」を具体的に伝え合うこと。
例えば:
- 「授乳後のゲップは、背中を叩くより優しくさするほうがいい」
- 「おむつ替えの時、お尻拭きは温めてから使ってほしい」
- 「ミルクの温度は、腕の内側で確認してから飲ませて」
こういう細かいことを、遠慮せずに伝え合う。これがストレスを溜めない秘訣です。
沐浴はチームプレイで

慣れるまでは二人がかり
新生児の沐浴、めちゃくちゃ緊張しますよね。
我が家では、最初の2週間は必ず二人で沐浴をしていました。
沐浴の分担例:
- パパ:お風呂場で赤ちゃんを洗う
- ママ:脱衣所で着替えの準備、上がった赤ちゃんを拭いて服を着せる
場所はお風呂場でもキッチンのシンクでも、やりやすいところでOK。我が家はキッチンのシンクが高さ的にちょうど良くて、最初の1ヶ月はずっとそこで沐浴してました。
双子の場合、一人を洗っている間、もう一人が泣いていることもしばしば。でも大丈夫。順番に丁寧に洗ってあげれば、ちゃんと待っててくれます。
家事は「最低限」でOK

育休中だからといって、完璧な主夫を目指す必要はありません。むしろ、目指してはいけません。 双子育児において、パパの体力温存はリスク管理そのものです。
「三種の神器」は神アイテム
まだ導入していないなら、今すぐ検討してください。我が家を救ったのはこの3つです。
- ロボット掃除機:床のホコリは彼に任せましょう。双子がハイハイする頃には必須になります。
- 乾燥機能付き洗濯機:干す手間=睡眠時間です。ボタン一つで乾燥まで終わる幸せを噛み締めてください。
- 食洗機:哺乳瓶の山に加え、大人の食器まで手洗いは不可能です。
特に、乾燥機能付き洗濯機は革命でした。新生児用のおくるみや肌着は乾燥NGなので別で干しますが、それ以外は全部乾燥機に任せる。これだけで育児の時間がかなり確保できます。
食事は「さっと作れる」「買う」でいい
料理も、凝ったものを作る必要はありません。
- レトルトカレー
- 冷凍パスタ
- 惣菜
- デリバリー(Uber Eatsとか)
全然OK。というか、これでいいんです。
「手作りじゃないと・・・」なんて思う必要はありません。大事なのは、パパもママも栄養を取って、体力を維持すること。
買い物は「授乳後に、必要なものだけ」

双子を連れての買い物は、正直ハードルが高いです。 買い物は「授乳が終わって寝たタイミング」を見計らい、パパがサッと一人で行くのがベスト。 買うものは事前にリストアップし、必要なものだけを最短ルートで回収します。 ネットスーパーを併用すると、さらに時間を捻出できますよ。
買うもの:
- ミルク、おむつ(これは絶対切らせない)
- 食材(簡単に調理できるもの)
- 日用品(ウェットティッシュ、ガーゼなど)
あれこれ見て回る余裕はないので、「必要なものだけ」をパッと買って帰る。これが鉄則です。
ママのリフレッシュ時間を作る

動けるようになってきたら
ママが少しずつ動けるようになってきたら(だいたい産後2〜3週間くらい)、ぜひリフレッシュの時間を作ってあげてください。
おすすめ:
- 美容室で髪を整える
- ネイルサロンへ行く
- 産後整体で骨盤ケア
「そんな時間ある?」と思うかもしれませんが、授乳1回分(約1.5〜2時間)をパパが全部担当すれば、その時間は作れます。
数時間でも「子供と離れて一人の自分に戻る時間」があるだけで、メンタルは劇的に回復します。これを提案できるパパは、間違いなくヒーローになれます。
パパもリフレッシュを
もちろん、パパもリフレッシュが必要です。
余裕が出てきたら、お互いに1〜2時間だけ外出する時間を作りましょう。
ポイントは「家にいない」こと。
家にいると、赤ちゃんの泣き声が聞こえて気になってしまい、全然リフレッシュできません。思い切って外に出る。カフェでコーヒー飲むだけでも、気分転換になります。
ベビーカーデビューも検討しよう

生後1ヶ月を過ぎたら、様子を見ながらベビーカーでの散歩も始めてみましょう。
散歩のメリット:
- 赤ちゃんの生活リズムが整う
- パパママの気分転換になる
- 外の空気を吸うことで、赤ちゃんもよく寝る
最初は近所を10分くらいから。慣れてきたら少しずつ距離を伸ばしていく。
双子用ベビーカーは大きいので、最初は「こんなの押せるかな?」と不安でしたが、意外とすぐ慣れました。
一番大切なのは「コミュニケーション」

育児の疲れよりも怖いのが、夫婦間のすれ違いによるストレスです。 「言わなくてもわかるだろう」は通用しません。
「ありがとう」を忘れずに
育児は24時間365日、終わりのない仕事です。だからこそ、お互いに感謝の気持ちを伝え合うことが本当に大切。
- 「ミルク作ってくれてありがとう」
- 「おむつ替えてくれてありがとう」
- 「いつも頑張ってくれてありがとう」
些細なことでも、必ず「ありがとう」を言う。これだけで、お互いの気持ちが全然違います。
「察してちゃん」禁止! 要望は言葉にする
逆に、不満があるなら早めに伝えましょう。
- 「夜中の授乳、もう少し分担してほしい」
- 「おむつ替えの時、もっと丁寧にしてほしい」
- 「今日は本当に疲れたから、少し休ませてほしい」
遠慮して溜め込むと、いつか爆発します。その前に、冷静に話し合う。
我が家では、毎晩寝る前に「今日どうだった?」と5分だけ振り返りの時間を作っていました。これがあるだけで、ストレスがかなり減りました。
育休パパがやるべきこと、まとめ

最後に、育休中のパパがやるべきことをまとめます。
生後1〜2週間
- ママの回復を最優先
- 夜中の授乳を積極的に担当
- おむつ替えは基本パパ
- 家事全般をカバー
生後2週間〜1ヶ月
- 役割分担を明確に
- 沐浴は二人で協力
- ママのリフレッシュ時間を作る
- コミュニケーションをしっかり取る
生後1ヶ月以降
- ベビーカーで散歩を始める
- お互いにリフレッシュの時間を作る
- 余裕が出てきたら、少しずつ生活を広げていく
そして何より大切なのは:
「ありがとう」を必ず言うこと。 不満は溜め込まず、早めに伝え合うこと。
これさえできれば、大丈夫です。
最後に:完璧じゃなくていい

育児に正解はありません。
ミルクの量が少なかった日もあるし、おむつ替えを忘れそうになった日もある。沐浴の時に泣かせてしまったことも、何度もあります。
でも、それでいいんです。
大事なのは、パパもママも、一緒に頑張ること。一緒に悩んで、一緒に笑って、一緒に成長していくこと。
育休を取ったあなたは、もう十分素晴らしいパパです。
自信を持って、目の前の赤ちゃんと向き合ってください。
完璧じゃなくて大丈夫。 まずは今日のミルク1回、おむつ1回を、笑顔でこなしていきましょう!
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