
双子が生まれて、そろそろ9ヶ月。2026年度(令和8年度)の保育園4月入所希望申し込みを終えたこのタイミングで、保活の話をしてみます。
今回書くのは、わが家がいま抱えている「保育園の心配事」3つ。
- 長男と同じ保育園に入れるのか
- いつから入れるのか(4月?誕生日の月?)
- 慣らし保育と復職の段取り、どう組む?
私達家族の住む地域は「待機児童ゼロ」と聞くことが多い田舎。
・・・なんだけど、それでもたまに耳にするんですよね。
「入れなかったわけじゃないけど、希望の園じゃなかった」
「兄弟なのに別園になった」
送迎が分散したら、生活が詰む。
今回は、同じように胃がキュッとなってる人に向けて、わが家の心配事と、点数制の理解、入園準備の実務をまとめます。
(※自治体名や園名は伏せます。ルールは地域差が大きいので、最後は必ずお住まいの自治体の「入所の手引き」で確認してください)
この記事でわかること(先に結論)
- 「待機児童ゼロ」でも第一希望の園に入れないことは普通に起きる
- 入所は「先着順」じゃなく、点数(利用調整)+園の空きで決まる
- 双子×きょうだい同園は、申込みの書き方と復職スケジュール設計でストレスが大きく変わる
わが家の前提(ざっくり家族構成)
- 40代パパ(半年の育休を終えて職場復帰済み)
- ママは育休中(復職予定あり。土日祝関係ないタイプの勤務)
- 4歳の長男(すでに保育園に通園)
- 生後8か月半の双子(男女)
保活の手続きは、ほとんどママがやってくれました。双子を連れて市役所に何度も往復。感謝しかないです。
心配事① どこの園に入れるか

結論から言うと、わが家は「長男と同じ園」を最優先にしました。
理由はシンプルで、送迎負担が爆増するから。
違う園になった瞬間、
- 朝:長男→双子(別園)で2ルート
- 夕:呼び出しが重なると地獄の回収ツアー
- 行事:説明会・面談・持ち物・ルールが園ごとに違う
となって、親の負担がマッハになります。
「別園のメリットってないの?」と考えてみたんですが、思いついたのは「感染症で片方の園だけ休園になっても全滅しない」くらい。
でも流行るときは市内どこでも流行るし、結局、家庭内でうつる。わが家の結論は「これはメリットにはならん」でした。
同じ園がダメだった場合の現実的な落としどころ
ただ、どれだけ願っても枠の問題はあります。なので一応、
- 第2希望は「送迎動線が破綻しない園」(職場と家の途中・駐車場が広い等)
- 第3希望は「呼び出し対応がしやすい園」(距離が近い)
という現実ラインも用意しました。
希望を持ちつつ、保険も張る。保活、これ大事。
心配事② いつから入れるか

次に悩むのが「いつから入れる?」問題。
生後半年で入れる人もいれば、きっちり1年育休取ってから、という人も。
わが家の双子は、誕生日がゴールデンウィーク明けの5月7日。
ママは土日祝が関係ない仕事なので、ゴールデンウィーク直前の復職は避けたい(連休ずっと子ども3人ワンオペの可能性。想像しただけで無理)。
ここで落とし穴になりやすいのが、保育園のクラス年齢は「誕生日が来たら上がる」仕組みじゃないことが多い点です。
多くの自治体では、クラス年齢は「年度の4月1日時点の年齢」で決まります。
つまり、年度の途中で誕生日を迎えても、その年度のクラスは基本そのまま。
なので「1歳の誕生日から1歳児クラスで入園」という発想が、そのまま当てはまらないこともあります。
(※園や自治体で条件が違うので、必ず手引きで確認してください)
じゃあ、わが家はどうするか
役所から提案された案は、ざっくりこう。
- 4月1日入所
- ママの復職は5月7日(GW明け)
慣らし期間が1か月くらい取れる計算。
当事者としてはめちゃくちゃありがたい。けど、正直「こんなに長くて大丈夫なの?」「ズルっぽく見られない?」って不安も出ました。
この不安に対してのわが家の考えは、次の章(慣らし保育)にまとめます。
心配事③ 慣らし保育はどれくらい?

慣らし保育って、園生活に子どもが慣れるために、登園時間を少しずつ伸ばす期間のこと。
一般的な目安として、国の通知で「ならし保育として適当」と考えられる期間が1〜2週間程度、と示されています。
ただし、これは全国一律ルールではなく、園の方針・子の気質・家庭の事情で変わります。
1か月慣らしって、どうなの?
結論、わが家は「ありがたく甘える」でいいと思っています。
理由は3つ。
- 4月中に慣らし保育をしっかりできる
- ゴールデンウィークを挟んでも、復職前に生活リズムを整えられる
- ママの復職がスムーズになる
自治体によっては、こうした柔軟な対応をしてくれる場合もあるようです。我が家はこの提案に乗る形で申請しました。
慣らしを長めに取るのは「サボり」じゃなくて、親子が生活を崩さないための安全設計。
役所が提案してくれたなら、制度の範囲での案内です。
待機児童ゼロでも「希望の園に入れない」は起きる

うちの住んでる地域は、いわゆる田舎で「待機児童ゼロ」と言われがちです。実際、県の調査でも待機児童数は0と出ています。
なのに、たまに聞くんですよね。
「第一希望の園に入れなかった」
「兄弟がいるのに別園になった」
え、待機児童ゼロなら全員希望通りじゃないの?って思うじゃないですか。
ここ、用語の罠があります。
「待機児童」と「希望園に入れなかった」は別物
ざっくり言うと、
- 待機児童ゼロ:保育の必要があるのに、どこの園にも入れない子がいない(国の定義でカウント)
- 希望園に入れなかった:入園はできたけど、第一希望ではない/通える園が限られる/調整中
という違いがある。
うちの市の資料でも、4月1日時点の状況として「予約内定」や「未決定(調整中)」みたいな区分が載っていて、申し込みが多い年は調整で決まらない人が一時的に出ること自体は想定されているっぽい。
しかも、市の手引きには、はっきりこう書いてあります。
希望する保育所に入所枠がないときや、入所枠を超える入所希望者があるときは、入所を決定できない場合がある。
なので、待機児童ゼロでも「第一希望は落ちた」は普通に起きます。
都会の保活の話(点数1点差で全部落ちる、兄弟別園が当たり前)を聞くと、震えますよね。
地方でも油断はできないけど、まずはこの違いを知っておくだけで、ちょっと落ち着けます。
そもそも「点数制(利用調整)」って何?

定員を超えた園は、先着順ではなく「利用調整(選考)」が入ります。
うちの市の手引きにも、選考は先着順ではないと明記されています。
この利用調整の代表的なやり方が、いわゆる 点数制(指数)。
※点数表、加点・減点、希望順位の扱い、兄弟同園や同時入所のルールは 自治体・年度で変わります。この記事は「考え方の整理」として読んで、最終確認は必ずお住まいの自治体の最新版の手引きでお願いします。
制度の全体像を掴むのに、保活の専門解説サイト(点数の仕組みを噛み砕いてくれてるところ)を参考にするのは全然アリ。
たとえば「保育園 点数 仕組み」「利用調整 加点 減点」あたりで探すと、だいたいどこも骨格は同じ説明をしています。
ただし最後はほんとに 自治体の手引きが正解。これだけはブレない。
点数の骨格はだいたい「基本点+加点(−減点)」
多くの自治体で、点数はこんな構造になっています。
- 基本点(父・母それぞれ):就労時間、疾病、介護、就学、求職など
- 世帯の加点/減点:ひとり親、兄弟在園、同時申込み、同居祖父母の状況など
うちの市の場合は、父と母それぞれに「基準①」があり、そこに世帯状況の「基準②」が足されて合計指数になるタイプです。(この形式、けっこう多い)
| 状況 | 点数 | 備考 |
|---|---|---|
| 月120時間以上の就労 | 10点 | フルタイム勤務など |
| 月80時間以上120時間未満の就労 | 8点 | パートタイム勤務など |
| 疾病・障害 | 8点 | 診断書などが必要 |
| 介護 | 8点 | 介護保険証などが必要 |
| 状況 | 加点・減点 | 備考 |
|---|---|---|
| 既に兄弟姉妹が在園している園への入所希望 | +2点 | 送迎負担軽減のため |
| 兄弟姉妹が同時に申し込む場合 | +1点 | |
| 多胎児(双子など)が同時に申し込む場合 | +1点 | |
| 育児休業明けの復職に伴う申し込み | +1点 | |
| ひとり親世帯 | +2点 | |
| 過去に不承諾となった期間がある場合 | +1点 | 待機児童対策 |
| 市外からの申し込み | -1点 | |
| 育休延長許容 | -1点 | 自治体による |
こんな感じで、兄弟が同じ園を希望する場合や、双子であること自体に加点がつくケースがあります。これは、複数の園への送迎負担や、多胎児育児の特殊性を考慮した自治体からの配慮と言えるでしょう。
兄弟同園は有利になりやすいけど、申込みの出し方で結果が変わることがある
「上の子と同じ園に入れたい」が最優先の家庭は多いと思う。うちもそう。
送迎が別園になると、生活が破綻しやすいから。
ただし、兄弟申込みには落とし穴もあって、自治体によっては申請書に
- きょうだいが別園でもOKか
- 同時入所を優先するか(片方だけ入れるのはOKか)
- 入所時期がズレてもOKか
みたいな意思表示の欄があり、選び方次第で調整のされ方が変わることがある。
これ、双子だとさらに重要で、「2人とも入れないなら意味がない」のか、
「まず1人でも入れて生活を回したい」のかで最適解が変わります。
うちは「長男と同園」が最優先。別園メリットを考えてみたけど、感染症が分散するくらいしか思いつかない。でも同じ市内なら結局流行るし、家庭内でうつるしで、メリット薄い。なので、あくまで同園が第一です。
点数調整は個人でできるのか?

基本的には「できない」が正解
「点数を上げるために、何か工夫できないか?」と考える方も多いと思います。
結論から言うと、不正な点数調整はできません。
基準指数は就労状況で決まるため、虚偽の申告をすれば当然アウト。調整指数も、客観的な事実(双子であること、兄弟が在籍していることなど)に基づくため、個人で操作することはできません。
ただし、「正当な範囲での工夫」はある
とはいえ、以下のような正当な範囲での工夫は可能です。
- 復職日を明確にする
育休中で点数が低い場合、復職予定日を明記し、復職証明書を提出することで点数が上がる自治体もあります。 - 第1希望を兄弟が在籍している園にする
兄弟加点は「同じ園を希望した場合」に適用されることが多いため、第1希望に在籍園を書くのが鉄則。 - 加点対象になる事情を正確に申告する
ひとり親、介護、疾病など、加点対象になる事情があれば、必要な書類を揃えてしっかり申告。 - 自治体の担当者に相談する
不明点があれば、役所の保育課に相談するのが一番確実。我が家も何度か足を運び(ママが双子を連れて。本当にお疲れ様です)、丁寧に説明してもらいました。
都市部では「点数勝負」が厳しい現実
地方の我が家はまだ余裕がありますが、待機児童の多い都市部では、1点差が明暗を分けることもあります。
「フルタイムに変更できないか」「復職日を早められないか」など、家庭の事情が許す範囲で調整する方もいるようです。
ただし、無理をして復職を早めたり、働き方を変えたりするのは本末転倒。家族の幸せを優先して、できる範囲で最善を尽くすのが一番だと思います。
我が家の現状:3月上旬の結果待ち
現在、我が家は3月上旬の結果発送を待っている状態です。
地方の待機児童ゼロ地域なので、たぶん、希望通りに行けるんじゃないかな。それでも「もしダメだったら」と考えると不安はある。
特に、長男と同じ園に入れなかったら、どうしようという気持ちが一番大きい。
都市部で保育園探しをしているパパママの苦労を思うと、本当に大変だと思います。双子がいる家庭なら、「上の子と同じ園に入れたい」という希望は切実なはず。
点数制度を理解し、できる範囲で準備をして、あとは結果を待つ。今はそれしかできません。
まとめ:点数より「家庭が回る設計」を先に決める

- 待機児童ゼロでも、第一希望に入れないことはある
- 入所は先着順ではなく、点数(利用調整)+園の空きで決まる
- 双子は「慣らし・復職・送迎」がワンセット。家庭が回る設計がいちばん大事
保育園の保活は、情報収集とパートナーとの協力が何よりも大切。特に「点数制度」は複雑に感じられるけど、その仕組みを理解することで、漠然とした不安を具体的な対策へと変えることができます。
双子や兄弟がいる家庭では、同じ園に入れるかどうかが大きな悩みとなるけど、多くの自治体で配慮の仕組みがあります。また、慣らし保育の期間も、自治体や園の方針によって様々です。周りの目を気にしすぎず、自分たちのペースを進めていきましょう。
結果を待つ間の不安は大きいですが、パパママが協力し、情報を共有することで、きっと良い結果に繋がるはずです。
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外部リンク
こども家庭庁:保育
https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku
こども家庭庁:保育所等関連状況取りまとめ(令和7年4月1日)
https://whttps://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/torimatome/r7
こども家庭庁:保育の必要性の認定・確認制度
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/59cb59b3-ce0e-4a4f-9369-2c25f96ad376/49ee80cc/20230929_policies_kokoseido_outline_08.pdf


